和をたしなむ

2022.09.12更新 - コーディネート紹介

母親として、着姿や着手の気持ちを引き立てる、附下コーディネート。

 

昨日のコラムで、

 

「母としての品格を持った着姿」

 

をご提案したいと書かせて頂き、

またそれに似合う九寸帯を、

ご紹介しました。

 

九寸帯「西陣織・都・七宝春草」

 

 

今日はその九寸帯に合わせて、

附下をコーディネートしてみました。

 

美濃幸好みの母親コーデ、

ご覧くださいませ。

 

 

鶸色の地色に、

暈しと描き、刺繍をあしらい、

菱紋を染め上げた一着。

 

京友禅の名店、

「染の川勝」さんが手掛けた附下になります。

 

 

附下は訪問着よりも軽めの柄付け。

 

 

袖~肩、衽~身頃などの跨ぐことなく、

柄付けをしているものがほとんどで、

訪問着に比べて豪華さは控えめですが、

 

「母としての品格を持った着姿」

 

に書いた様な、

主役がお子様の場合などの時には、

一歩控えつつも品格ある着姿を、

創り上げてくれます。

 

 

万能選手の色無地でも良いのですが、

それでは入卒式などの華やかな場には、

少し寂しくなってします。

 

そんな時に便利な一着に仕上がります。

 

 

柄付けが抑え目な分、

帯の華やかさと、小物の華やかさで、

色や柄を加えると、

決して寂しくなるのが附下の良い所。

 

 

これからお子様の成長と共にされる方に、

ぜひお召し頂けたらと思います。

 

 

 

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