和をたしなむ

2018.03.21更新 - 男のきもの

男のきものを嗜む。「綴れ織の角帯と過ごす、春分の日。」

今月開催イベント、

織部司の爪しごと。~服部綴れ工房作品展~」も明後日からの開催となり、

今日の春分の日は、色々と準備を整える一日。

 

会場の設営は明日するとして、

自分が着る長着や帯も準備を整える日々。

 

今日は予行演習を兼ねて、

久しぶりに綴れ織の角帯を結び、結城紬に合わせてみました。

 

 

生成り色の無地に織り上げられた、綴れ織の角帯。

 

結城紬の長着と共に祖父から譲り受けたもので、

服部さんの機で織り上げたものではなく申し訳なさもあるのですが、

今回はこれを中心に結ぶことに。

 

期中、好みの色の物を注文出来たら、一層嬉しい事だと思っています。

 

 

綴れ織の結び心地は独特のものがあり、

張りがありつつも、体の曲線に馴染み、

一度しっかりと結んだら、絶対にほどけないのではと思えるほど、

パシッとした結び心地がします。

 

 

また、私にとって綴れ織の角帯が重宝なところは、

フォーマルの場所に結んで行っても充分な品があること。

 

お祝いの席だけでなく、お悔やみの席であっても、

長着の色や羽織紐の色を変えれば慶弔両用として使う事が出来る、

一本なくてはならない帯になっています。

 

 

明後日からの作品展でも、角帯の見本品を何本かご覧頂けます。

 

男性の方にも、綴れ織の魅力を感じて頂けたら、

何よりのことと思いますので、ぜひお気軽に足をお運びくださいませ。

 

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