和をたしなむ

2019.10.10更新 - 男のきもの

男の着物を嗜む。「赤色の角帯」

 

今日も単衣で過ごす一日。

 

大分、涼しさが増してきましたが、

軽やかな単衣の質感が心地好く、未だ肌身離せずにおります。

 

 

何着かあるなかでも、この市松柄の塩沢御召は、

軽くて肌触りがお気に入りの一着。

 

 

帯は博多織の名店、西村織物さんの角帯を結んでいます。

 

その色は赤色。

 

 

黒の塩沢御召にぴったりと似合い、

その色が良いアクセントになっています。

 

 

春頃から結び始めた、この赤の角帯。

 

数年前であれば、

赤い角帯を結ぼうとあまり思わなかったのですが、

ご来店のお客様には置いておくと好評を頂ける一品で、

 

「ならば、自分でも結んでみようか!」

 

と思い、

自分用に一本下ろしてみました。

 

 

使ってみると、なかなか良い感じ!

 

何度も書いていますが、

男性の着物はどちらかというと渋い色合わせが多いので、

こうして赤色の様なアクセントになる色を挿すだけで、

着姿が変わるだけでなく、着ている心持ちも変わってきます。

 

 

軽やかで、少し高揚するかの様な心地がします。

 

 

ネクタイに好きな色柄を取り入れる様に、

同じ長着でも角帯を変えるだけで雰囲気も気持ちも変わる、

着物で楽しむお洒落の世界。

 

 

この赤の角帯は西村織物さんらしく、

色だけでなく結び心地も良いので、当分私のヘビロテになりそう。

 

 

皆さまもお気に入りの一本と共に、

着物でのお洒落をお楽しみ下さいませ。

 

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