和をたしなむ

2020.11.20更新 - 木綿

着心地を求め、遊び心を加える「11/21-28男のきもの展 出品商品紹介『久留米文人絣 臙脂』」

 

11/21(土)-28(土) 約4年ぶりの開催!

 

男のきもの展

 

出品商品紹介を進めてまいります!!

 

 

今日は、木綿のコーディネートをご紹介して参ります。

 

気軽にお楽しみ頂ける「木綿きもの」。

 

デニムや綿シャツを楽しむ様に、気軽な心と自由なコーディネートを、

お楽しみ頂きたいと思っています。

 

 

先ほどの「米織角帯『分銅つなぎ』」に続き、

「木綿きもの」をご紹介します。

 

 

 

久留米絣 文人絣「臙脂」

 

 

着心地の良い木綿は?

 

と問われたら、

真っ先の思い付く一反のひとつが、この久留米絣の文人絣。

 

 

絵絣の久留米絣に比べて、一段薄く織り上げた一反ですが、

決してぺらぺらした質感ではなく、

スッと身にまとう感覚を味わえる、心地好い一着に仕上がります。

 

 

私は藍色のものを持っていますが、あまりにも着心地が良く、

何度も着続けたおかげで、今は洗い張りをして、仕立て直すために、

解いた状態で保管中(笑)

 

 

軽やかな風合いは、春秋に一層心地好くお楽しみ頂けます。

 

 

 

と、

 

ここまでのエピソードは着物が好きな方ならご存じの通りですが、

この一反の大きな魅力は、その色遣い。

 

 

藍色や、灰色は見かけますが、この一反の様な「臙脂色」は、

着物ファンの皆さまも、なかなか見かける事のない色かと思います。

 

 

文人絣の微塵格子の濃色と相まり、

シックながらもモダンさを感じる織り上がり。

 

 

着心地と共に、遊び心も楽しめる、

木綿らしい着物の楽しみ方を味わえるおすすめの一品です。

 

 

先ほどの角帯との組み合わせも楽しく、

 

 

シックな薄墨色の表に出しても、

 

 

柔らかな柿色を表に出しても、

どちらでも、楽しく合わせて頂けます。

 

 

色を上手に取り入れながら、正絹のコーディネートでは楽しめない、

少しの色と遊び心のスパイスを加えた「木綿らしい」楽しみ方を、

ご縁のあった皆さまにご提案する事が出来たら何よりのこと。

 

 

明日から始まる「男のきもの展」では、

そんな楽しいお話しが出来たらと思います♪

 

 

掲載商品詳細

 

久留米絣 文人絣 臙脂 43,200円(税別・反物価格)

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