和をたしなむ

2024.08.19更新 - 男のきもの

夏の涼感を感じる色や素材と、初秋に心地好い生地感を共に。「美濃幸好みの小千谷紬コーディネート」

 

24日(土)まで、

 

七五三ご相談会

 

31日(土)まで、

実店舗&オンラインショップ同時開催!

 

小千谷縮&男性向けゆかたサマーセール

 

開催中です。

 

「七五三ご相談会」はその名の通り、

秋に向かえる七五三のよろずご相談会、

 

「小千谷縮&男性向けゆかたサマーセール」は、

夏の普段着「小千谷縮」と小粋な「男性向けゆかた」を対象とした

20%OFFになるサマーセールです!

 

 

 

七五三のコーディネートと、

小千谷縮&男性向けゆかたコーディネートの、

日替わりでのご紹介となるので、

 

フォーマルかと思いきや、翌日はカジュアルとなり、

180度振れ幅のあるご紹介となりますが、

どちらも「美濃幸好み」には変わりのないものばかり。

 

 

どうぞお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます♪

 

 

 

今日は美濃幸好みの小千谷コーディネートをご紹介。

 

 

とはいえ、

小千谷縮ではなく夏〜単衣向きの小千谷紬の男性向けコーディネートになります。

 

 

 

 

鮮やかな水色と薄墨色、

そして生成り色が縦方向の太縞となって織り上げられた一反は、

数年前まで小千谷で染織活動をされていた、

樋口隆司さんが手掛けた湯揉みの小千谷紬です。

 

 

「湯揉み」という名の通り、

製織し終えた生地をお湯のなかで手もみをし、

生地の縮絨加工をするとともに、

不純物を落とし、またフワッとした風合いに仕上げる効果もあり、

 

実際にこの一反を手に取ると、

夏衣としても単衣としても心地よいであろう生地感を感じ、

絶妙な透け感とも相まり、

他の夏紬とは違う大きな魅力をもった一反に仕上がっています。

 

 

樋口さんが活動を止められてしまったことにより、

これと同じくする一反は見かける事もなくなり、

これは着物ファンにとって大変残念なこと。

 

 

失う事の悲しさを感じながらも、

今在るものを大切にし、それをお一人ごと伝えていく事を、

これからも旨としていきたいと思っております。

 

 

 

こちらに合わせる羽織は、

美濃幸好みのオリジナルカラーに染め上げた紋紗生地を羽織に見立てました。

 

 

 

男の着物姿には欠かせない羽織。

 

 

こちらは紋紗の御召生地であり、

すこし縦長の市松模様に細かな横縞で織り上げた生地となっています。

 

 

また別枠でより詳しくご紹介をしたいと思っておりますが、

紋紗の羽織は、私自身イチオシのアイテム。

 

特にこの紋紗の御召生地は、

絶妙な透け感と御召とは思えないしなやかな質感が特徴で、

合わせる長着や帯の種類によってフォーマルにもカジュアルにも振れる重宝な一着に仕上がります。

 

 

そのご紹介は後日。

 

楽しみにお待ちくださいませ。

 

 

 

角帯は麻の一本を合わせました。

 

 

 

 

長着も羽織も絹物なので、

帯も絹物の方が格式は整いますが、

 

色目がしっくりと馴染んだことと、

麻と言っても細かで丁寧な織り上がりが身上の一本だったので、

今回はこちらを合わせてみました。

 

 

長着の水色が男性向けとしては華やかな分、

帯色が同系色のシックな色目でまとまり、

長着の個性が引き立ち、羽織との相性も良く収まりました。

 

 

 

薄羽織の透け感が涼感を誘いつつも、

着手としては初秋までお召し頂ける重宝であり、

きちんと感が立つコーディネートに。

 

 

夏から秋へ向けて、小粋な着物姿をお楽しみくださいませ。

 

 

 

 

《掲載商品のご購入はこちらから》

※商品名と写真をクリックしていただくとオンラインショップに移行します。

 

小千谷紬「樋口隆司・単衣~夏衣向き・湯揉み絹縮・遊び格子」

220,000円(税込・反物価格)

 

 

紋紗生地「男きもの広巾・かわり市松」

176,000円(税込・反物価格)

 

 

夏角帯「西陣七野・麻・男性向け・親子縞」

22,000円(税込)

※若干の色焼けがございます。 詳細はオンラインショップにて。

 

 

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