和をたしなむ

2024.07.02更新 - 徒然なるままに

文月の京都雑感。

 

昨日は月初めの京都への問屋さん巡りに。

 

 

嬉しいことに、6月はお客様から色々と宿題をいただけて、

その宿題を解くという目的を持ちつつの京都行となりました。

 

 

梅雨空の京都でしたが、

幸いにも移動の際はあまり降られる事もなく、

意中にあった問屋さんを歩きながら巡っていきました。

 

 

 

ものつくりの現場も、販売の現場も、

良い事があまり聞こえてこないコロナ禍明けの昨今。

 

専門店向けの問屋さんにとって閑散期でもある今月という事もありますが、

それを勘案してもなかなか厳しい状況にみえます。

 

 

新しいものも作る事が困難なのか、

ものを作ったとて売れないからなのか、

 

どっちが後先かは分かりませんが、

そうした厳しい状況を問屋さんの売り場から感じつつも、

 

それでも少しずつ、一歩ずつ、

歩みを止めず織り手や染屋などの職先に、

仕事を出し、ものづくりの現場を止めない様に努力されている、

美濃幸を支えて下さる問屋さん方の様子を見ては、

 

作り手から使い手へと、

その最終段階にいる私にとっては、

もっとやるべきことがあるのではないかと感じる、

7月の京都問屋めぐりとなりました。

 

 

 

 

立ち止まらず、

一歩ずつ在るべきところに向けて歩みを進めていく事。

 

 

 

自分の想いがものづくりの現場と繋がり、

その想いを着物を愛するお客様へと繋げていく事を、

もっと真剣に考えるきっかけを頂きました。

 

 

 

決意新たに、

 

今月も素敵なご縁が繋がる、

忙しくも楽しい毎日となります様に。

 

 

 

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