3月23日(金)-25日(日) 織部司の爪しごと。~「爪掻本綴織」服部綴れ工房作品展 開催します。
最古の織技術のひとつである、「綴織(つづれおり)」。
数千年にもわたる時代を経るなかで育まれ、
日本では「織
美しい
今月のきもの美濃幸では、
その綴れ織の名店「服部綴れ工房」さんが製織された、
爪掻本綴織の作品展を開催します。
服部綴れ工房さんとのご縁は、6年ほど前。
とある懇親会で名刺交換をさせて頂き、
それ以来、服部さんが名古屋に出張の時は当店に足を運んで頂き、
その時、お手持ちになられた工房で製織された綴れ織を拝見しては、
いずれはうちで個展が開けたらと思い、今回の開催へと繋がりました。
皆さま、綴れ織の帯というと、
松竹梅や、鶴柄、極彩色の草花模様と、どちらかというと一昔前の派手目、
そして合わせる着物も、留袖、色留、訪問着、附下とフォーマル傾向が高い印象が強い、
そんな帯ではないでしょうか。
「カジュアル傾向の美濃幸に向くの?」
そんな事を思われている方も、もしかしたらおられるかも知れませんが、
服部綴れ工房で製織される綴れ織は、どれも研ぎ澄まされた感性のもと、
今の時代に合った物作りをされているのが、私が6年前に一品を拝見した時の第一印象。
「無地の結城紬に合わせたらきっと素敵」
という思いを感じた織り上がりでした。
そして、爪掻きならではのしなやかな風合いな織り上がりは、
結んだ時の心地よさは抜群のもの。
三日間の期中にご来店下さった皆さまに、
上質な織味、風合いをお楽しみ頂けたら何よりのことと思っております。
今の時代に合ったものつくりを一心にされている、
西陣「服部綴れ
《開催概要》
とき;2018年3月23日(金)・24日(土)・25日(日) 10時-19時
ところ;きもの美濃幸 1階
出品商品;服部綴れ工房作 爪掻本綴織 名古屋帯・袋帯
《綴れ織とは》
綴織の歴史は古代バビロニアに遡り、
日本へは飛鳥時代に中国から伝来しました。
平安時代より京の都の北西部には「織部司」という朝廷直属の機関があり、
高級織物や美しい染織美術品が盛んに作られていました。
高度な技術を持つ職人たちが集まっていたその町こそが、
西陣織の発祥の地だと言われています。
《服部綴れ工房 服部秀司 サロントーク》
「知っておきたい綴れ織の話。
もっと知りたい御園座杮落しの話。」
日時;2018年3月23日(金)~25日(日) 11時・15時
※23日(金)は15時のみ開催。 参加ご希望の方は、ご連絡ください。
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