和をたしなむ

2018.03.24更新 - イベント

絵画の様な織物の世界へ。「織部司の爪しごと。~爪掻本綴織 服部綴れ工房作品展~」開催中です。

 

23日・24日・25日の三日間、

織部司の爪しごと。~爪掻本綴織 服部綴れ工房作品展~

を開催しております。

 

 

総勢52点!

会場に勢ぞろいした、服部さんのところで一点ずつ丁寧に製織された帯たちは、

どれも綴れらしからぬ色の世界を放ち、春の会場を一層華やかにしてくれています。

 

 

荷をほどき、一点ずつ検品をしていた時に私が感じた事は、

 

染物の様な繊細な色彩と柄表現を持った織物

 

ということ。

 

 

ご来店のお客様も同様な事を感じて下さっているようで、

とても織物とは思えない緻密な柄表現に感嘆し、

服部さんが色出しされた色の表現に心を奪われております。

 

 

ルーツを辿り、世界的に見てみれば、

綴れ織自体が衣装というよりも装飾品としての側面が強く、

この技法で織り上げた布を帯にして、身に纏うという事は、

日本独特のものです。

 

「絵画を身に纏う」かの様に美意識を高め、

またそれだけではない、爪掻本綴れだからこそ味わえる最高の結び心地を、

三日間という短い会期ではありますが、

ご来店の皆さまに感じて頂く事が出来たらと思います。

 

 

皆さまのご来店を、心よりお待ちしております。

 

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