和をたしなむ

2021.10.21更新 -

爽やかな生地感と色を楽しむ紬。「小千谷紬「越後おぐにくるまや工房 松煙染」」

 

今月の特集、

 

「秋袷に向く、美濃幸好みの紬」

 

 

引き続き、

秋袷に向く紬をご紹介していきます!

 

今日はこちらの一反を。

 

 

小千谷紬「越後おぐにくるまや工房 松煙染」

 

 

古くから染織の産地であり、

今なお、前を向いたものつくりをされている、

新潟県の小千谷地区。

 

その地で個性ある紬を製織されている、

「越後おぐにくるまや工房」さんが手掛けた、

小千谷紬になります。

 

 

クリーム色の柔らかな地色が基調。

 

 

その上を、

経糸には藤色や水色が織り込まれ、

また緯糸も生成とクリーム色の、

太縞が織り込まれ、

 

遠目からは単純な紬地のように見えますが、

実際には多彩な色遣いが施された、

手の込んだ仕上がりとなっています。

 

 

生地感は少し薄め。

 

 

ただ単に薄いというわけでなく、

しっかりとした張り感のある生地なので、

秋袷には最適な生地になります。

 

 

私自身も同じく、

くるまや工房さんの一着を愛用しており、

単衣にしたり、袷にしたりと、

いろいろと試していますが、

袷にするのが落ち着く感じです。

 

 

結城紬のような真綿系の紬と違い、

真冬向きとはなりませんが、

今時分のような気候では、

とても快適に過ごせるというのが、

肌身から感じる印象。

 

秋から冬にかけて、

柔らかな色とともに、

お楽しみ頂けたらと思います。

 

 

こちらの一反、

男性向けの広幅(1尺5分)ですが、

女性にもおすすめできます。

 

 

帯合わせやコーディネート紹介は、

後ほど、男女ともにご紹介します。

 

どうぞ楽しみにお待ちくださいませ。

 

 

来たる季節が着物と共に在る、

素敵なひとときとなりますように。

 

 

《掲載商品詳細》

 

小千谷紬「越後おぐにくるまや工房 松煙染」 165,000円(税込・反物価格)

 

《掲載商品のご購入はこちら》

 

小千谷紬「越後おぐに くるまや・松煙染」

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