小付けで着手を引き立て、TPOに寄り添った附下を。
明日、18日(土)から開催します、
「春うらら~附下・色無地展~ 」と、
「二年に一度の蔵出し市~帯〆帯揚の巻~ 」に向けて、
会場の準備がほぼ整いました!!
あとは明日、色無地を陳列して、帯や小物のコーディネートを微調整するだけ。
明後日からの初日に向けて、段々と楽しみな心がワクワク盛り上がってきます♪
期中はひとりでも多くの方に、楽しみにご覧頂けたらと何よりもうれしい事です。
今日のコラムでは、当日出品予定の附下と帯たちをご紹介。
柄全体は当日までのお楽しみですが、
きっとそれぞれの着物たちが持つ個性を、皆さまにも感じて頂ける事と思います。
まずは附下は前身頃の柄部分をピックアップ。
今回出品予定の附下たちは、この一年間でコツコツと仕入れをしてきた、
どれも「美濃幸らしい」色柄を持ったものばかりです。
附下と訪問着の違いを良く聞かれるのですが、
柄の重さ(多さ)や、渡っているかが分かれ目とされますが、
きもの美濃幸が皆さまにご提案したい附下は、
「品の良い軽めの柄で、スーツの横でも馴染み、かつ着物らしさを持ったもの。」
ご存じのとおり洋装化が進み、最近でこそ、着物を着たい方が増えて来ましたが、
それでも、卒業式などの会場に行けば、着物姿は数名、ほとんどはスーツが当たり前です。
そうした中では、自身が着物を着たいと思っていても、
周りと合わせるために、あえてスーツを選ぶ方も多いはず。
着物が好きな皆さまにとって残念なことにならず、
安心して、胸を張って、節目のときを迎えて頂ける様、
そんな想いを叶えてくれる、附下をご提案していきたいと考えています。
なので、コーディネートする帯たちも、
あまり金が表に出過ぎず、シルバーか白系のものをセレクトしました。
入卒式や茶席など、向かわれる席のTPOに添いつつも、
あまり出しゃばり過ぎない帯合わせ。
袋帯だけでなく、格のある九寸名古屋帯もご提案できればと思います。
帯に関してもよく、
「セミフォーマルに名古屋帯って良いの??」
という質問を受けますが、
九寸であり帯柄に格があれば、入卒式や茶席などに、結んで頂けると考えています。
正式な帯である「丸帯」を、軽く便利にしたものが「袋帯」であり、
その袋帯をさらに便利にしたものが「名古屋帯」であり、
決して格が下げるためだけに、袋帯や名古屋帯がある訳ではありません。
あくまでも、帯柄や色によって格が決まり、
それに準じて着物と合わせる事が、何より大切なこと。
着物と帯の組み合わせで格を合わせる、和装らしい楽しみ方をご提案出来ればと思います。
今日から期中を含めて、コーディネート紹介を出来る限りご紹介していきます。
限られた点数ではありますが、ブログをご覧の方から当日ご来店の皆様まで、
どなた様もご一緒に着物を真ん中に楽しいお話しが出来れば、
そんなお話をきっかけに、
「私も着物を着てみよう!!」
と思って頂ける方がお一人でも増えれば、何よりもうれしい事です♪
期中、皆さまのご来店を心よりお待ちしております。
- 2025.02.17 2月20日(木)~25日(火) きものリメイクご相談会 開催します。
- 2025.02.05 2月6日(木)~28日(金) 春の帯専科(10%OFF+お仕立てサービス) 開催します。
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