2021.10.24更新 -
徒然なるままに
七五三のお仕度を。「三歳の肌着の工夫&履物について。」
今月の特集、
「秋袷に向く、美濃幸好みの紬」
の合間に、
時節柄のお仕事もご紹介!
過日、三歳を迎えるお嬢様の、
七五三のお見立てをさせて頂きました。
お祝い着は、
お生まれになった時の産着を使い、
袖を作り直し、揚げを取って、
そちらは完了。
あとは被布や小物たちを、
お嬢様とお母様、祖母様も一緒になって、
お似合いになるコーディネートを、
完成させていきます。
わが子の時、切に感じたのですが、
三歳のお嬢様の体は小さく、
対丈の長襦袢を着せて過ごすのは結構な苦行。
うちは満三歳で行い、
保育園の背の順も一番後ろでしたが、
それでもつらそうに感じました。
ということから、
最近お客様にお勧めしてるのは、
既製のワンピース肌着に襟をつける形。
こうすれば着る枚数も減り、
重量も減るので、
お子様も身軽に過ごすことが出来ます。
履物は意外と心配ご無用で、
履きなれない鼻緒の履物も、
子どもの運動神経をもってすれば、
あまり問題ないという感じ。
踵にゴムが来る様なものもありますが、
サンダルさえ履きこなせていて、
踵も高すぎなければ、
転ぶこともほとんど無い様に思います。
お子様の成長を感じ、
家族にとっての節目を喜ぶひとときを。
いつまでも健やかな心とともに、
ハレの日をお迎えください。
引き続き、
七五三のお仕度ご相談をお承りしております。
どうぞ気軽にご相談くださいませ。
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