下駄はサンダル。
我が家では、商売柄もあって、
子どもたちにとって下駄が、サンダルかわりになっています。
「子どもの下駄って、履きづらそうで、転びやすいのでは。」
とネガティブな印象もありますが、
ところがどっこい、
履いている様子を見ていると、
子どもの運動能力をよくよく感じています。
息子は、下駄歴5年以上。
3歳頃から履き始め、
親も初めての事で、最初は転ばないか不安でしたが、
今まで一度も大きく転ぶことなく、
元気に、またなかなか良い音色で下駄を鳴らしています。
今履いている下駄は、
倉庫に眠っていた古い一足。
恐らく祖母が何十年も前に自分用に購入し、
そのまま使わずになっていたもので、
倉庫から発掘されたので息子に渡したら、
「これは良い!」とばかりに喜んで履いています。
どのみち、サンダルかわりに履き、
ボロボロにすることは分かっているので、
何十年の時を経て、十二分に役目を果たしてくれています。
兄の様子をつぶさに見ている娘も、
昨年あたりから下駄を履き始めました。
娘が履いている下駄は、兄のお下がり(笑)
鼻緒が薄汚れ、台もボロボロですが、
彼女はこれが良いみたい♪(兄が大好き&親思いの娘)
きっと息子が何年も履き続け、鼻緒もこなれていて、
鼻緒ずれもなく、履きやすいのだと思います。
普段は何かとよく転ぶ娘ですが、
下駄で転んだことは一度もありません。
自分なりに注意をしているのでしょうか、
何よりのことです。
サンダルや最近の普段履きのものと違い、
鼻緒があり、また踵に支えのない下駄は、
親指を上手に使わないとすぐに脱げるので、
足指の使い方が上手になり、
結果、歩いたり走ったりすることが上手になるのではと、
素人ながら思っています。
そして何より、
素足が気持ちよいらしく、
子どもたちにとって快適なのが一番。
平日の午後、また土曜日は一日中、
子どもたちの下駄の音が鳴り響く店内。
これからも変わらず元気に、そして怪我無く、
楽しい一日を過ごして欲しいものです。
皆さまも良き週末をお過ごしくださいませ。
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