和をたしなむ

2020.05.08更新 - 八寸・九寸(名古屋帯)

恋しい夏の日。「まこと織物 すくい織夏八寸『ヨット』」

 

静かなGWが終わり、

それと共に夏を感じさせる日々が訪れました。

 

 

恋しくなる夏の日を想い、一本の帯をお楽しみ下さい。

 

 

まこと織物 すくい織夏八寸 「ヨット」

 

 

手仕事の極み、京都西陣の名店「まこと織物」さんの、

夏八寸名古屋帯です。

 

 

まこと織物さんとは、

こうして一品ごと仕入をする関係と共に5年前には個展を開催させて頂き、

それ以来、向くものを見つけては仕入れをしていました。

 

 

すくい織の魅力は、

 

手描きの様な繊細な表現力

 

にあります。

 

 

織物は基本、方眼紙を塗りつぶす様に点と点を繋いで柄を作っていき、

また図案に忠実に一段ごと織り上げてきますが、

すくい織は、そうした織物の基本と共に「織り手の感性」に依存する部分が大きく、

同じ図案でも、織り手によって微妙な柄表現や色の選び方が違っており、

それがあたかも筆で染めたような、曲線的な魅力や、

作り手の感性に触れる魅力へと繋がっています。

 

 

この一品もそうした一本で、

実際の図案は拝見していませんが、

それを基に図案士が想う世界観を織り手が考え、

一本の帯へと織り上げてあります。

 

 

雲の輪郭や、ぼかしの具合など、

織りあがってこそわかる魅力がそこにはあります。

 

透け感のある夏帯ならではの質感が、

海や空の自然な揺らぎを、上手に表現してくれています。

 

 

ちなみにこちらの一本は、

元の帯を基に、当店オリジナルで織り上げて頂いたもの。

 

元の帯にはなかったカモメが二羽、青空を飛んでいます♪

 

 

この様に、

一本ごとに雰囲気が変えられるところも、

すくい織の魅力のひとつ。

 

通常の織帯の場合だと、経糸や仕事の兼ね合いから、

こうした一本別注はやりずらいのですが、

すくい織なら、そうした事も可能です。

 

 

前腹はこの様な雰囲気に。

 

 

片側には、カモメ。

 

 

もう片側には、イルカが遊んでいます。

 

 

夏帯そのものなので、夏の季節限定なのは当たり前ですが、

こうして、季節感あふれる帯をずばりの季節と共に遊ぶことは、

着物らしい楽しみ方のひとつ。

 

 

皆さまにとって今年の夏がお気に入りの一本と共に、

素敵で楽しい季節となります様に。



 

掲載商品詳細

 

まこと織物 すくい織夏八寸「ヨット」 200,000円(税別・反物価格)

 

 

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