新生御園座こけら落とし公演・高麗屋三代襲名披露公演に行ってきました♪
半年、いや一年前から待ちに待った、
新生御園座のこけら落とし公演ならびに、高麗屋三代襲名披露公演が、
昨日千秋楽までの約一か月間、行われました。
私たちも先週の日曜日の昼の部に、
歌舞伎が大好きなお客様と連れ立って、足を運んで参りました。
今回は男は私のみ。(当店のお出掛けイベントにしては珍しい!)
女性のお客様8名さまとご一緒させて頂き、素晴らしいひとときを楽しむことに。
ご一緒の皆さまと、
「何着て行こうか??」
とウキウキする心と共に何か月も前からご相談を受けながら、
結局は皆さま、ご自身が最も大好きな一着と共に、素敵な着姿をご披露頂き、
ダブルのお祝い公演に、素敵な華を添えて下さいました。
女将は、この様な着姿。
帯まわりしか撮っていなかったのですが、
篠笛柄の飛び柄小紋と、
このために誂えた織楽浅野さんの新作の九寸名古屋帯を結び、
帯留は昔から持っていた翡翠のものをリフォームして誂えたものを合わせ、
本人も、久しぶりの観劇を、衣装から楽しんでいた様子。
私はこの様な雰囲気でした。
毎度定番の、織司なかむらさんの御召のコーディネートですが、
何かあるときには、これが一番重宝で、
私にとっての「困った時の・・・」は、この組み合わせになります。
羽織紐は、最近のお気に入り、
江戸組紐の名店「中村正」さんのもの。
博多織の帯の色と合わせてみました。
会場に入り、席に着くとすぐに、
「一緒に写真撮ろうよ♪」
と、珍しく女将が言うので、こんなツーショットも。
我ながら、二人とも良い表情をしています。
さて、肝心の演目の内容についてですが、
昼の部、約2時間に及ぶ大作、「籠釣瓶花街酔醒」は圧巻の舞台。
新幸四郎が演ずる次郎左衛門は素晴らしいもので、
八ッ橋と出逢い見惚れ、夢の様なひとときから一転、狂気へと染まっていく、
心の機微を即座に感じ、二人のどうにもならない悲哀に同調し、
心奪われる瞬間を幾度も感じ、あっという間の2時間を過ごす事が出来ました。
観てから数日が経ちますが、まだその余韻に浸り、心が浮いているかのよう。
歌舞伎役者の凄みを、肌で感じています。
新生御園座については、
既に多くの方とは色々と話をしていますが、
生まれてまだ一か月も経っていない、これから見守っていけない、
名古屋の大切な劇場のひとつ。
名古屋の皆さまの「御園座への想い」をひしひしと感じながら、
それをしかと受け止めてくれる劇場に成ればと、切に願うばかりです。
次の御園座は、5月のワンピース歌舞伎。
今回よりももっと気軽に楽しめる演目になりますので、
歌舞伎が好きな好きなお客様だけでなく、初めての方も連れ立って、
遊びに行けたらと思っています。
それにして、歌舞伎って楽しい!!
- 2025.01.09 1月13日(月)~31日(金) きものクリーニングキャンペーン 開催します。
- 2025.01.06 2025年1月の定休日・和のコト教室(着付・茶道)開催日のご案内。
- 2024.12.19 2024~25年 年末年始休業日のお知らせ。