和をたしなむ

2018.05.03更新 - 徒然なるままに

気候も、生活様式も、私のこころも、時と共に移ろっていくこと。

 

ゴールデンウィークも通常通り、

上機嫌で営業中のきもの美濃幸です♪

 

詳しくはこちら

2018年ゴールデンウィーク期間も通常通り営業します。

 

 

初夏の陽気に包まれた、先週末の休日の一日。

 

そろそろゴールデンウィークに近づいたから。

 

と思い、
箪笥の引き出しを開けて、単衣の着物が入っているたとう紙を出し、

初夏に向けての準備を整えていました。

 

 

って、ゴールデンウィークのある5月はまだ「袷の時期」(汗)

 

俗に言われている単衣の季節は6月と9月であって、

今時分に言う着物屋の言葉として相応しいのは、

 

「陽気が増していく事を感じながら、袷の季節に名残を感じています♪」

 

という感じでしょうか(汗)

 

でも最近の陽気は、そんな悠長な事を言っていられる様な、

生半可なものではなく、正に単衣の本番を感じる様なもの。

 

 

5月朔日は京都に居りましたが、京都市内の最高気温は30度!!

ゴールデンウィークも後半になり、昨日の春嵐のせいもあって気温は落ち着きましたが、

恐らく戦後に決められたであろうきもの暦の頃の気候とは大きく変わり、

それに合わせて私たちも、着る着物の種類を変える事が、

至極当たり前のことだと、私は感じています。

 

 

結婚式の様なフォーマルの席や、

相手の事を想って袖を通す着物の場合は、

しきたりを重んじた着物選びが思いやりの心と思いますが、

自分がお洒落をする時の着物選びは、

その時々の気候や、自身の体調、心持に合わせて、

柔軟に対応し、思うものに袖を通す事が当たり前のこと。

 

 

私の感覚も、日本の気候も、日本の生活様式も、

時代と共に変わる事が当然で、それを柔軟に受け止める事が肝要だと、

汗かきながら感じる、ゴールデンウィークの一日でした。

 

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