男のお洒落を着物と共にお楽しみ頂けます様に。
10月の三連休最終日。
今日の名古屋は最高気温30度、、、
という事で、
季節外れの単衣を着て過ごす、汗ばむ一日でした。
着物屋として、季節に合ったものを着て皆さまにご評価いただきたい気持ちと、
そもそもきもの暦自体が現代の気候とはマッチしておらず、
今の気候に合ったものをご提案したい、きもの男子としての気持ちが、相まる一日。
きもの暦、
所謂ところのドレスコードは、
初心者の方にとってみれば何を着たら良いのかが一目で分かる、
とても分かりやすい「指針」の様なもので、
ご来店のお客様の中には、
「困った時の指針に出来るから、きもの暦が在るととても便利。」
というお声も、良く耳にします。
現代の和装に関するドレスコードは、
「制約」ではなく、「指針」であるべきで、
ルールや指針を知り、それに添いながら、
自分らしく、気候に合う一着を選ぶ事が、私が想うスマートなスタイル。
千利休の教えのひとつ、「守破離」にある様に、
基本を知って守り、いずれはかそれを超えていきつつも、
「本を忘るるな」を肝に命じ、基本を大切にする心を持ちたいと、
私は思っています。
そんな、気候が移り変わる一日。
今日は、きもの男子の皆さまが何名さまも足を運んで下さる、
「きもの男子DAY」となりました。
男性の皆さまが、着物を通してお洒落をしたい、
特に私と同世代「オヤジ世代」の皆さまが、
「着物でお洒落オヤジになりたい!」
という願いは、120%叶えて差し上げたいというのが、
私のモットーであり使命!!
少しでもお力になれたらと思い、毎日店に立っています。
本日ご来店頂けた皆さまも、
そんな私の想いを、ブログやHPのコラムを通して知り、
素敵なご縁として繋がった方々。
コーディネートの話から、保管の仕方の話、
そして男同士となると、車やメカ系の話にも華が咲き、
今日も初対面だった男子お二人と止めどなく楽しい話をして、
過ごす事が叶いました。
そんな、お一方の着姿がこちら。
クリーム色の久留米絣の文人絣に、博多織の角帯をコーディネート。
スッキリとして着姿の中にそれぞれの上質な質感を感じられる、
美濃幸好みの組み合わせです。
久留米絣の文人絣は横絣の一反なのですが、
この当たり前の様にありそうな一反が最近、私のまわる問屋さんにはなく、
自分的に、今もっとも仕入れをしたい木綿織物のひとつ。
藍絣も定番で良いのですが、このクリーム色もなかなかの色目で、
また仕入れをする事が叶いましたが、コラムでもお知らせをします。
男のお洒落を着物と共に、
自分らしい「ファッションの選択肢」として、お楽しみ頂けます様に。
着物と共に在る、素敵な日々をお過ごし下さいませ。
- 2024.09.01 2024年9月の定休日・和のコト教室(着付・茶道)開催日のご案内。
- 2024.08.06 8/31(土)まで 「小千谷縮&男性向けゆかたサマーセール」開催します!!
- 2024.08.05 8/24(土)まで 「七五三ご相談会」開催します。