和をたしなむ

2022.06.02更新 - 男のきもの

男のきものを嗜む。「夏日の到来と、紗羽織の「ちょっとした」便利さ。」

 

六月のはじまり。

 

 

月初め恒例、

京都への問屋めぐりには行かず、

名古屋で仕事をこなす一日ですが、

 

気温も一気に高まり、

夏日の様相となってきました。

 

 

そんな一日の着姿はこちら。

 

 

見た目にも涼し気な、

淡い色目の綿麻きものに、

袖なしの紗羽織を着ています。

 

 

羽織紐や半衿などの小物類は、

みんな夏仕様に。

 

 

帯は通年使えるもので、

色合いだけトーンを揃えています。

 

 

羽織は、祖父が着ていた紗羽織から、

袖だけを取ったもの。

 

 

何の事もない一着ですが、

とても重宝な羽織です。

 

 

ちょっとした会合、ちょっとした外出、

ちょっとした会食、ちょっとした打ち合わせ、

 

「ちょっとした」場面に結構な出番があり、

これを着ているだけで、

何となくフォーマル感も出るので、

私の場合は長着の素材を問わず、

夏になると着まわしている一着になります。

 

 

夏本番も間もなく到来!

 

 

皆さまも無理のない、

笑顔溢れる一着と共に、

素敵な季節をお過ごしくださいませ。

 

 

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