和をたしなむ

2020.04.10更新 - 八寸・九寸(名古屋帯)

目にも眩しい青紅葉の美しさを。「染の川勝 塩瀬九寸『青紅葉』」

 

桜の季節も過ぎようとしていて、

日中の陽気は春よりも夏を感じるものへと移り変わってきました。

 

 

陽気と共に陽射しも強くなり、

その光の下でこそ映える色たちが活躍し始める頃。

 

そんな今からの季節に美しい、塩瀬の九寸をご紹介します。

 

 

染の川勝 塩瀬九寸 「青紅葉」

 

 

京友禅の名店であり老舗の染め問屋「染の川勝」さんの一本。

一目惚れをして仕入れをした、初夏に向けてお届けしたい一品です。

 

 

京友禅で描く、塩瀬の九寸の魅力は、

その微細な糸目の表現であり、ピンポイントの季節感を感じる柄であり、

この一本はその両方の魅力を存分に味わえる、

「これぞ染の川勝さん!」と思える仕上がりです。

 

 

紅葉の頃とは違う、青紅葉独特の繊細な雰囲気は、

細くて上手な糸目が置ける職人さんでしか表現が出来ない図柄。

 

 

垂れる構図はもちろんですが、

初夏の涼風にたなびいている様な感覚を、

この一本を前にしていると感じる事が出来ます。

 

 

青紅葉の濃淡から来る、奥行きのある表現の仕方も良いのですが、

私がこの帯一番の魅力を感じる色は、一番濃い青紅葉の色。

 

古典的でどこにでもある柄ですが、

この現代的な雰囲気を感じる色を一色、そこに挿しているだけで、

今の時代に通用する品格とモダンさを纏う事が出来る様に思います。

 

 

前腹の柄付けはこちら。

 

 

枝からたなびく青紅葉と、散り行きながら舞い踊る青紅葉。

 

同じ柄なのにどちらも表に出したくなる、

素敵な柄表現となっています。

 

 

今からの季節、袷にも単衣にも結んで頂ける、

初夏に向けての塩瀬九寸。

 

季節と共に在るきものの楽しみを、存分にお楽しみ頂けたらと思います。

 

 

掲載商品詳細

染の川勝作 塩瀬九寸「青紅葉」 170,000円(税別・反物価格)

 

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