着心地を求め、遊び心を加える「11/21-28男のきもの展 出品商品紹介『久留米文人絣 臙脂』」
11/21(土)-28(土) 約4年ぶりの開催!
「男のきもの展」
出品商品紹介を進めてまいります!!
今日は、木綿のコーディネートをご紹介して参ります。
気軽にお楽しみ頂ける「木綿きもの」。
デニムや綿シャツを楽しむ様に、気軽な心と自由なコーディネートを、
お楽しみ頂きたいと思っています。
先ほどの「米織角帯『分銅つなぎ』」に続き、
「木綿きもの」をご紹介します。
久留米絣 文人絣「臙脂」
「着心地の良い木綿は?」
と問われたら、
真っ先の思い付く一反のひとつが、この久留米絣の文人絣。
絵絣の久留米絣に比べて、一段薄く織り上げた一反ですが、
決してぺらぺらした質感ではなく、
スッと身にまとう感覚を味わえる、心地好い一着に仕上がります。
私は藍色のものを持っていますが、あまりにも着心地が良く、
何度も着続けたおかげで、今は洗い張りをして、仕立て直すために、
解いた状態で保管中(笑)
軽やかな風合いは、春秋に一層心地好くお楽しみ頂けます。
と、
ここまでのエピソードは着物が好きな方ならご存じの通りですが、
この一反の大きな魅力は、その色遣い。
藍色や、灰色は見かけますが、この一反の様な「臙脂色」は、
着物ファンの皆さまも、なかなか見かける事のない色かと思います。
文人絣の微塵格子の濃色と相まり、
シックながらもモダンさを感じる織り上がり。
着心地と共に、遊び心も楽しめる、
木綿らしい着物の楽しみ方を味わえるおすすめの一品です。
先ほどの角帯との組み合わせも楽しく、
シックな薄墨色の表に出しても、
柔らかな柿色を表に出しても、
どちらでも、楽しく合わせて頂けます。
色を上手に取り入れながら、正絹のコーディネートでは楽しめない、
少しの色と遊び心のスパイスを加えた「木綿らしい」楽しみ方を、
ご縁のあった皆さまにご提案する事が出来たら何よりのこと。
明日から始まる「男のきもの展」では、
そんな楽しいお話しが出来たらと思います♪
《掲載商品詳細》
久留米絣 文人絣 臙脂 43,200円(税別・反物価格)
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