和をたしなむ

2019.08.31更新 - 徒然なるままに

着物屋息子の夏休みの自由研究は。

 

夏休みも今日明日でおしまい。

明後日からは、二学期が始まります。

 

うちには新一年生の息子がいますが、

彼にとって今夏は、初めての夏休み(保育園時代はなかったので)。

 

トワイライトに行ったり、店番をしたり、家にいたりと、

彼なりに楽しんでいた様子です♪

 

 

夏休みの宿題も初めてという事もあり、早々に取り掛かっていた彼。

算数国語系は自分でちゃっちゃと終え、残るは厄介な自由研究系のもの。

 

何を作ろうかと相談をし、

着物屋の息子らしいものを考えてみました。

 

 

まずひとつめは、自分で作った紙コップペンギンに合わせ、

着物をデザインすることに。

 

 

紙から身頃と袖を切り分け、ペンギンの体に合わせて採寸。

 

 

肩山を決めたら半分に折ります。

 

 

これで身頃と袖の完成。

 

 

衽や衿もと思いましたが、

紙コップの体に合わせるのはかなり困難だったので、

これを貼り合わせて完成を目指します。

 

 

の前に、

通常の着物と同じように、

この段階で柄付けをしていきます。

 

 

「これはどこー?」

 

「これは前身頃ね♪」

 

なんてやり取りをしながら、

息子の感性に任せて柄付けを進めます。

 

 

彼にとって、これは楽しかった様子♪

 

ペンギンが似合う柄を想像し、完成した図がこちら。

 

 

なかなかいい感じです!!

 

さすが、着物屋の息子(笑)

 

袖~身頃の合口も、流れを以って繋げてあります。

 

 

ちなみに後ろはまったく雰囲気を変え、

この様な感じになっています。

 

 

無地に染め抜き、外袖に星を飛ばしたそうです☆

 

なかなか、アーティスティックな一枚に、

染め上がりました!(クーピー染め(笑))

 

 

ペンギンに試着をしますが、

 

 

体への添いは難しそう(汗)

裃みたいになりました(笑)

 

 

あとはこの一着を掛けておくものを、私が作成することに。

割り箸を切り、衣桁を作ります!

 

 

これに、息子作の着物を掛ければ完成!

 

 

 

袖や身頃を縫う(セロテープ仕立て)と衣桁に掛けられないので、

これにて完成としました。

 

 

あと、時間が出来たので、

ペンギンにも帯を結んであげることに。

 

貝ノ口で結んであげます。

 

 

着物屋程度の知識があると、

これくらいの自由研究であれば結構簡単に出来ますし、

参加する子どもたちも面白いかも。

 

特に女の子にはウケるかもと思いました。

 

 

来年の夏休みは、

自由研究ワークショップを開催しようかな♪

 

その時はまたブログで告知しますね!

 

 

夏休みも終わり、親にとっても日常生活が戻ってきます。

 

夏休み最後の週末、素敵な日々をお過ごし下さいませ♪

 

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