絞りの美しさと素材感を楽しむ一着を。「藤井絞 綿麻 板締め絞り」
一週間のはじまり!
今日は午後から雨予報になっていますが、
変わらず上機嫌な一日を過ごしたいと思います♪
さて、今日ご紹介する一品は、
毎年夏になるとお問合せを頂く、京絞りの名店の一反です。
藤井絞 綿麻 板締め絞り
京絞りの名店「藤井絞」さんの一反、シンプルな板締め絞りです。
もともと、京鹿の子絞りで有名だった藤井絞さんが、
数年前から本格的に始めた、板締め絞りの綿麻きもの。
その代表作「雪華絞り」は某ビールメーカーの広告となり、
一気にその人気と認知が進みました。
この一反は、雪華絞りと同じく、
折り畳んで染色をする「板締め絞り」。
リボンの様な絞り柄が、均一に連続しています。
鹿の子絞りなどの様に、細かな絞り作業ではない板締め絞り。
最近は有松でも、
自分で雪華絞りを作りましょう!的なワークショップが人気を博し、
素人でも出来るのでは!?と思いがちですが、
一反約12メートルを均一の大きさに締めていく事は、結構な至難の業。
製品として世に出すためには、
単純な作業ほど気を配る必要があり、
そこには熟練の職人技が必要とされます。
そうした職人さんの手仕事の美しさと共に、
藤井絞さんは生地にも拘りがあります。
この綿麻生地は、藤井絞さん独自のもの。
着心地が良い事は、私も同じ生地のものを着ているので折り紙つきですが、
板締め絞りの発色の良さも考えて、この生地を選ばれています。
じわーっと、輪郭が滲む雰囲気は綿100%の生地では出ないそうで、
この美しさは綿麻ならではの発色。
この滲み具合から涼感を感じ、夏衣の楽しさを感じる事が出来ます。
こちらの一反は、性別を問わずお楽しみ頂けます。
肌着の上に着て半巾帯を結び、浴衣として楽しんでも良し。
長襦袢を着て八寸を結び、日中の夏着物として楽しんでも良し。
男性が兵児帯を結んで、楽なスタイルで楽しんでも良し。
シンプルな手仕事の美しさを、
皆様にお楽しみ頂けたらと思います。
《掲載商品詳細》
藤井絞 綿麻 板締め絞り 65,000円(税別・反物価格)
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