和をたしなむ

2024.05.18更新 - コーディネート紹介

少し汗ばむ単衣頃に向く、丹後木綿コーディネート。

 

折に触れてはご紹介をしています、

当店おすすめの木綿着物「丹後木綿」。

 

丹後木綿はこちらから

MINOKO STORE「丹後木綿」

 

 

今まで何反もお客様にご提案・ご購入いただき、

また自身でも毎日の様に袖を通している日常の木綿着物ですが、

品質と価格のバランスがとても良い木綿素材だと思っています。

 

 

そんな丹後木綿、

 

ゴールデンウイークも過ぎて暑い季節となりますが、

今時分にお召しいただくと着心地も見た目も心地好い、

美濃幸好みの丹後木綿コーデをご紹介します。

 

 

 

 

通常よりも薄手に織り上げたストライプの丹後木綿に、

絞りで染め分けをした単衣〜夏衣向きの九寸帯を合わせてみました。

 

 

 

先述の通り、

こちらの一反は他の丹後木綿よりも若干薄手に織り上げてあり、

そうした生地感もさることながら、

白に多色のストライプも今頃の太陽光の下ではきれいに映えます。

 

 

特に淡い藍色と若草色のストライプが、

春先から初夏にかけては目に留まる色目で、

その色目が全面に出ている一反だからこその味わいを、

着姿のなかでお楽しみ頂ける事と思います。

 

 

 

帯はそのストライプの色目を意識し、

また透け感はありませんが薄手で軽やかに結んで頂ける一本を選びました。

 

 

 

薄手の絹の帯地を鼠色に染め上げ、

そのお太鼓と前腹部分に縫い締め絞りを施したのもの。

 

茶系と薄墨色がかった紫色の二色で、

柄を仕上げてあります。

 

 

通常のお太鼓柄というと、

柄は向かって右側に重心が置かれるのですが、

こちらの一本はその逆。

 

そうした遊び心を感じるところもこの帯の魅力であり、

何気ないこだわりがあるところも、

日常的に着物を楽しむ木綿着物に合わせる一本としては、

最良の帯ではないかと感じています。

 

 

小物のコーデはシックにまとめて。

 

 

墨黒の表と鼻緒がすげられた、

単衣~夏衣向きのパナマ調草履と、

 

 

 

 

濃紺で組み上げた、夏帯〆を合わせてみました。

 

 

 

 

着物の小物、特に普段着着物の場合の小物たちは、

基本、お召しになる方の個性や好みを重視すれば良いと思っています。

 

 

なので、これに水色や若草色の様な明るい色目を持ってきても良いですし、

反対にもっとシックな黒を基調としたものを合わせても、

この丹後木綿と帯のコーディネートであれば、

充分に受け止めてくれることでしょう。

 

 

 

美濃幸好みは、この墨黒と濃紺。

 

 

特に暑くなる単衣~夏衣に使うこの二色は、

見た目に暑くなり過ぎず、また淡い色目が多い単衣~夏衣の着姿に、

肝となる挿し色として役割を果たしてくれます。

 

 

以上、

 

美濃幸好みの単衣頃に向く丹後木綿コーディネートでした。

 

 

 

何度も申しております通り、

着物を楽しむ心とお気持ちが最も大切なこと。

 

 

お好みに合わせて、また気候に合わせて、

心地好く着物とともに過ごすひとときをお楽しみくださいませ。

 

 

 

《掲載商品の詳細・ご購入はこちらから》

※商品名をクリックしていただくと、当店オンラインショップに移行します。

 

丹後木綿「ストライプ・縞(藍×茶×薄茶×薄緑)」

44,000円(税込・反物価格)

 

九寸(名古屋帯)「絞り染め分け・薄手」

143,000円(税込・反物価格)

 

夏帯〆

15,400円(税込)

 

草履「女性向け・単衣~夏衣・新パナマ・低反発ラ・ソール」

28,600円(税込)

 

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