和をたしなむ

2022.10.06更新 - コーディネート紹介

思うままに。機に向かって織り上げた一品たち。

先日ご紹介をしました、

 

小熊素子さんの手織り紬と、

 

織工房いついろ山下絵里さんの九寸帯

この二品を合わせてみると、

得も言われぬ魅力を発してくれました。

 

 

とってもシンプルな組み合わせ。

 

 

色目だけ見ると、

平坦で、メリハリのない印象ですが、

共に素材感を存分に活かして織り上げた、

手織りの逸品。

 

 

互いの存在感を引き立てながら、

そして競い合いながらも、

絶妙に調和をしています。

 

 

美濃幸好みらしく、

帯〆を一色入れてみたのですが、

合わせれば合わせるほど深みにはまり、

また個性が失せていくような印象。

 

 

どちらも、着手あってこそ、

 

その方の感性があってこそ、

 

ものが引き立ち、

完成形に至るのだろうと思い、

今回はシンプルなご提案をなりました。

 

 

奇をてらうことなく、

 

何の衒いもなく、

 

一心に機に向かい、

糸と向き合い織り上げられた織物たち。

 

 

こうしたものを扱わせて頂ける事が、

きもの屋としての何よりの幸せです。

 

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