2017.12.26更新 -
コーディネート紹介
お太鼓姿で遊ぶ、塩瀬九寸の魅力を。
先週のコラムでご紹介をしました、
この九寸名古屋帯は、お太鼓柄の染付をした一品なのですが、
そのお太鼓の柄付けが広く付けてあり、
人それぞれ、結び方によって、その表情が変わる楽しさがあります。
今日はその一部をご紹介します。
まずは、柄付けとお太鼓の中心を合わせた場合。
結び紐の輪の部分と、紐の揺らぎの部分がみえて、
定番中の定番ですが、この帯の醍醐味を味わえる結び方。
渡敬さんの唐組の帯〆を合わせると、
長着の江戸小紋とも相まり、グッとフォーマル感が高まります。
そして、同じ帯のお太鼓を少しずらしてみると。
すっかり雰囲気が変わる楽しさを味わって頂けます。
こちらは結び紐の揺れる動きや、小田巻の房の動きが面白く、
遊び心を持ったお太鼓姿になります。
今回は龍工房さんの帯〆を持ってきて、ひと色挿し色としましたが、
この色の取り合わせによって、個性を変える事が出来ます。
結ぶそのときの季節や、自分の気分、TPOに合わせて、
色を取り入れ、遊ぶ事が出来る、とても重宝で楽しい染帯の世界。
皆さまもお気に入りの一本と共に、素敵なお太鼓姿をお楽しみ下さい。
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