2020.06.04更新 -
袋帯
シンプルな幾何学模様の楽しさを。「櫛織り 単衣~夏袋帯」
今日ご紹介する一品は、
きもの美濃幸としては珍しい「袋帯」。
単衣から夏衣に向けて、
染め分けの面白さ、幾何学模様の楽しさをお楽しみ下さい。
櫛織り 単衣~夏袋帯
シンプルな、二色染め分けの袋帯。
何のこともないデザインですが、
とても味のある配色と構図だと思います。
「櫛織り」という、柘の櫛を使い、糸をよろめかせながら織り上げるもので、
見た目の色は濃い目の色目で、夏帯らしい雰囲気は薄いのですが、
実際には透け感のある織り上がり。
夏に限らず、単衣頃からも結んで頂ける、
重宝な一本だと思います。
前腹はこの様な雰囲気に。
お太鼓同様、三角の幾何学模様が映えるものに。
結んだ時の奇抜さはなく、工芸品の様な美しさが備わっているので、
帯〆や帯揚げの色合わせを、自分らしくお楽しみ頂けます。
昨日アップしました、
樋口隆司さんの小千谷縮に合わせてみました。
市松模様の「四角」と、帯の「三角」のマッチングが良い感じ!
長着と帯と丸はありませんが(笑)、
帯〆を丸組のものして揃えても面白いかも知れません♪
奇をてらわず、シンプルに、自分らしくきものを楽しむ。
一本の帯と共に、そんな素敵なきものと在る時間が、
皆さまに訪れます様に。
《掲載商品詳細》
櫛織り 単衣~夏袋帯 90,000円(税別・反物価格)
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