久しぶりの店外出店で感じたこと。~アリマツーケットを終えて。~
本日まで松坂屋名古屋店にて開催していました、
「アリマツーケット」に出店をさせて頂きました。
ご来場くださいました皆さま、
誠にありがとうございました。
無事に会期を終えた訳ですが、
約7年ぶりに店の外に出て、
出店をさせて頂いたことで感じたことを、
私の備忘録の意味も込めて書いておこうと思います。
期中、本当に多くの方が、
松坂屋名古屋店にお越しになられていました。
色々な意味で、
マンボウとは感じさせないほど、
オルガン広場には人がいたと思います。
そのなかで、会場に掛けてある、
有松絞りを立ち止まってご覧になった方は、
全体の約3割程度の方。
他の7割程度の方々は、
横目で見つつも素通りする感じでした。
そのうち、有松絞りに関心をもって、
手に取ったり、質問をして下さる方は、
全体の1割程度。
様は、10人に1人程度しか、
意識を向けて有松絞りやきものに、
関心をもっている方はいないという事になります。
もちろん、
松坂屋名古屋店にお越しになられた方が、
日本全体の縮図とはなりませんが、
意外と的は外れていない様に思います。
私はいつも、店にいて、
着物に関心のあるお客様ばかりと、
ご接客させていただいていますが、
それが決して、当たり前でないことを、
改めて実感をしました。
「世の中の多くの方は、着物には大して関心はない。」
これは一般的なことなんだろうなと、
6日間、売り場に立って感じた事。
それに対して、
自分自身が出来ていることは少なく、
もっと関心を持って下さる方の輪を、
拡げていく事を考えていかなければならないと、
切に思いました。
決して悲観的にはとらえておらず、
こうした肌身から感じる事が何よりも大切だと思っています。
井の中の蛙ではありますが、
こうして年に何回かは、
店の外に出て何かを感じる機会を、
作る事も大切だなと思います。
まずは、今、店でできる事を努めて。
前を向いて進んでいきます。
- 2025.02.17 2月20日(木)~25日(火) きものリメイクご相談会 開催します。
- 2025.02.05 2月6日(木)~28日(金) 春の帯専科(10%OFF+お仕立てサービス) 開催します。
- 2025.02.01 2025年2月の定休日・和のコト教室(着付・茶道)開催日のご案内。