2023.09.07更新 -
紬
単衣に心地好い夏紬の素材感を。
9月に入り、台風の季節となり、
暑い暑いといえども、
朝晩に吹く風は涼しく、
秋の気配を存分に感じる頃となりました。
とはいえ、
まだまだ日中は暑さが残る頃。
そんな今時分の季節に向く、
夏紬をご紹介いたします。
新潟県小千谷で製織された、
小千谷紬の一反。
今は珍しくなった、
絵柄を絣で表現する、
絵絣で織り上げた一反になります。
昨今の「紬」といえば、
無地か縞、格子が一般的。
この様な絵絣の一反は、
あまり生産もされておらず、
私たち専門店であっても、
見かける事が少なくなりました。
反面、
日常的に紬を楽しむのであれば、
この様な柄が織り込まれているものは、
着姿にアクセントを与えてくれるので、
求めておられる方は少なくはないはず。
紬らしい雰囲気を、
存分にお楽しみ頂けます。
糸は駒糸を使用。
肌触りの良い撚糸であり、
それを丁寧に織り上げてあるので、
裏地を付けない夏衣~単衣には、
着心地へとダイレクトに繋がります。
紬らしいシャリっとした肌触りと、
絹織物らしい滑らかな質感が、
ともに織り上げられた一反。
夏はもちろんの事、
単衣頃にも十二分にお楽しみ頂けます。
透け感は抑え気味なので、
白ではない濃い目の長襦袢をお召し頂けたら、
正に単衣紬として愛用いただけます。
動くと汗ばむ季節だからこそ、
心地好い素材感のものを選び、
お召し頂けたらと思っております。
《ご購入はこちらから》
夏紬「小千谷紬・絵絣・水車」 132,000円(税込・反物価格)
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