和をたしなむ

2018.06.28更新 - コーディネート紹介

定番中の定番、藍色の美しさを夏と共に楽しむ。

 

今夏揃えました、小千谷縮の一品たち。

 

先週も乱縞の小千谷縮のコーディネートをご紹介しましたが、

今日は、今夏の中でも一番定番に見える生成りの一反を、

男女ともにコーディネートしました。

 

まずは、女性向けのコーディネートから。

 

 

藍絣の八寸名古屋帯を合わせ、

夏衣らしい色合わせが仕上がりました。

 

 

生成り×藍色

 

は、夏衣の定番中の定番ですが、

こうして合わせみると、安心感や安定感は抜群だとわかります。

 

 

昔から愛されている色合わせ」、「定番の色合わせ」は、

その時代その時代で省かれ、磨かれていく過程を必ず経ており、

その中で今もなお残り続けるのは必ず訳があると、私は思っています。

 

それは、言葉では言い表せない部分。

 

見ているだけで、「着物っていいね♪」と思える事が、

そのものたちが持つ力であり、それが何よりの事だと教えてくれています。

 

 

続いて、男性向けのコーディネート。

 

 

こちらも同じく、藍色系の角帯を合わせました。

 

 

角帯は、西陣七野さんの麻のもの。

 

麻同士の相性も良く、また藍色系ですが、

七野さんらしい拘りを感じる色使いが楽しく、

男性の皆さまにも着物らしい夏色、夏のお洒落を、

存分に楽しんで頂けるのではと思います。

 

若干浅めの藍色の使い方が良く、

涼感を持って結んで頂ける事でしょう。

 

 

生成りに藍色を合わせる事は、洋装ではあまり定番ではありませんが、

着物を着なれていない方にとっても、この色合わせはすんなりと馴染む、

安心できる色・色合わせではないかと思います。

 

 

その理由は恐らく、

藍色は「ジャパンブルー」と呼ばれ、日本を代表する色のひとつであり、

日本の生活に根付いた色だからではないかと、私は思います。

 

 

藍染が大きく流行したのは、江戸時代。

 

それと同時期に、木綿の生産も活発に行われ、

「木綿×藍染」は、衣類から小物などに至るまで多くの物を染め上げ、

日本らしさや民藝の良さを感じるものへと成りました。

 

 

そして今、

ロシアワールドカップで戦っているサッカー日本代表のユニフォームの色、

サムライブルー」は、青ではなく「藍色」を基調としているのだと聞いていますし、

深い藍色「褐色(かちいろ)」から、「勝色」という想いを込めているそうです。

 

 

染色の技法の中でも、藍染は日本古来からある技法。

 

先にも書いた通り、日本人と深く馴染みがあり、

DNAレベルで安心感や安定感を感じさせてくれる何かが、

藍色にはあるのかも知れません。

 

 

定番中の定番を上手に取り入れ、日本らしい色合わせを楽しみ、

自分らしいスタイルと共にお楽しみ頂けます様に。

 

 

そして、

 

西野ジャパン! 頑張れ!!!

 

 

《 掲載商品詳細 》

 

生成り小千谷縮「マンガン絣」(麻100%・捺染) 70,000円(税別・反物価格)

藍絣 八寸名古屋帯(麻100%) 76,000円(税別・反物価格)

西陣七野 麻角帯(麻100%) 36,000円(税別)

 

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