2022.04.13更新 -
男のきもの
男のきものを嗜む。「単衣、着始めました!」
今週の名古屋市内は、
最高気温27℃の夏日が連続!
迷うことなく、単衣に袖を通しています!!
毎年活躍をしてくれている、
格子柄の塩沢御召。
強撚糸を使うことから、
シャキッとした生地感が特徴の、
塩沢御召でありますが、
私のこの一着は、
手に入れてから20年近くが経過し、
くたっとした柔らかな肌触りが、
とても気持ちが良い一着となりました。
20代の頃に購入した事もあり、
当時、お値段もかなり手ごろな価格だったのですが、
これだけ着続ける事が出来ていれば、
元は十分にも十分に取ったりというところ。
何よりきもの自身も本望と思ってくれていると、
勝手に思ってみたりしています。
「まだ4月も半ば前なのに単衣??」
という、
お叱りの声も聞こえてくるかもしれませんが、
日常的に袖を通し、
ワードローブとして、また制服として、
日々をきものと共に在る私からしてみれば、
その時々の気候に合わせて、
長着や長襦袢、小物を選ぶことの方が、
より自然で、楽しい着物との付き合い方。
気温は真夏並みで汗かき、
それでも我慢をしてまで袷を着る事こそ、
ナンセンスな考え方です。
もちろん、
礼装の際は相手がある事なので、
しっかりとしたきもの暦は守りますが、
自身のお洒落のため、
純粋に着物を楽しむ事が主であれば、
柔軟な考え方と向き合い方が、
何よりも大切だと、私は思っています。
暑くなれば、薄物を。
寒くなれば、厚物を。
考えはシンプルにして、
皆さまも自分らしく過ごせる一着と共に、
素敵なきものと在る時間をお過ごしくださいませ。
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