2022.08.13更新 -
男のきもの
男のきものを嗜む。「織り目正しく、背筋を伸ばして。」
今日は、お盆休み前の最終営業日という事もあり、
また比較的過ごしやすい一日だったので、
久しぶりに絹物を着て過ごしました。
最近は酷暑もあり、
また商店街の夏祭りの疲れもあり、
長襦袢を着る事が億劫で、
木綿を地肌に着て過ごす事が多かったので、
絹物に袖を通すのは、半月ぶり。
私にとって、
絹物を着る事は大変な事なのでしょうか。
いや、
それというよりも、
きちんと感が出る「正式な一着」として、
私のワードローブの中では立ち位置がある様に思います。
絹織物らしい、織り目正しい質感や、
絹らしいしなやかな肌触りは、
やはり特別なものを感じさせてくれます。
決してセレモニー的な意味合いが、
絹物にある訳ではなく、
長襦袢を着て、絹物の質感に触れる事で、
自然と背筋が伸び、心が正される様な感覚。
人によって感じ方は様々ですが、
その時々に応じた素材選びや着物選びが、
日々着物と共に在る生活には、
欠かせないものだと感じています。
季節と共に在る着物の楽しみ。
皆さまもお気に入りの一着と共に、
素敵な日々をお過ごしくださいませ。
- 2024.11.01 2024年11月の定休日・和のコト教室(着付・茶道)開催日のご案内。
- 2024.10.01 2024年10月の定休日・和のコト教室(着付・茶道)開催日のご案内。
- 2024.09.30 10/11(金)-14(祝) 型絵染 岡田その子展 開催します。