2017.02.24更新 -
男のきもの
男のきものを嗜む。「段々と春色に。」
今日の名古屋は、朝から冷たい空気が広がる一日の始まり。
暖かくなったり、寒くなったり、まさに「三寒四温」を感じる春の日です。
そんな一日の、私の装いはこちら。
私の普段着の定番「伊勢木綿」の長着に、
自分で仕立てをした「洛風林」の角帯をコーディネート。
薄緑色の長着と、明るめのボルドーの角帯で、
色からも春らしさを感じれればと思い、今朝クローゼットから手に取りました♪
伊勢木綿の長着は、木綿の着物という事もあり、
裏地は付けない「単衣」で通年楽しみます。
そうすれば、仕立て前にしっかりと水通しさえしておけば、
自宅で洗濯することが可能。 私はネットに入れて、洗濯機で便利に洗っています。
よく「それで寒くないの?」と言われるのですが、
最近は暖か系の下着がたくさんあり、そのVネック&九分袖のものを着ていれば、
大体の寒さは乗り越えられます。 下はステテコ&タイツ。 それで万全です^^
ただ、着物を着ていてどうしても寒いところは「首回り」で、
「首」「手首」「足首」の防寒は必須になります。
という訳で今日の私も、
首にはスヌード、足元は「別珍の足袋」で防寒対策をしています。
別珍とは、ビロードの様に起毛のある木綿生地で、
履いているだけでとっても暖か♪
これを履き始めると、冬のマストアイテムになります。
男の着物は、色で季節を楽しむ選択肢が少ないのですが、
帯の色や半衿の色などから上手に色を取り入れ、
その色と共に季節を楽しむ事も出来ます。
春に向けて、心躍る色を取り入れて。
皆さまも素敵な着物と在る日々をお過ごしください♪
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