和をたしなむ

2020.06.16更新 - 徒然なるままに

着物の未来を共に創り上げていくこと。

 

会期が延期になり、

今月末から開催をされることになりました、

 

東京国立博物館 特別展「きもの KIMOMO」

 

 

告知の頃から気になっており、これを引っ掛けて上京し、

色々と回ろうと画策していたのですが、

多分、今の状況ではそれをする事は難しいと思い、

取り急ぎ、図録をネット購入し、先日それが手元に届きました。

 

 

東京国立博物館「トーハク」が「きもの」の事をどの様に紹介をするのか、

この新型コロナウィルス禍がなければ、きっと訪日外国人観光客の皆さまも、

多くご覧になられたであろう特別展をどの様に作り上げたのか、

 

業界のひとりとして、着物好きのひとりとして、

とても気になって、楽しみにしていました。

 

 

400ページにわたる、一台図録。

 

内容を紹介する事は憚りますし、あくまでも図録のみを見ただけ、

加えて私独断の感想だけに尽きますが、

 

私的には、

 

「締めがいまいち」

 

といった感じ。

 

この特別展をご覧になられた方、特に日本人の心に、

「着物の未来」というものが残るものなのかな?と、

図録からは感じてしまいました。

 

 

きっと、外国人の皆さまには大好評になるはずの内容!

 

桃山~戦国~江戸時代から脈々と続く日本の歴史や伝統を感じ、

明治~大正時代のPOPでファッショナブルなきものの色柄を見て、

きっと、目に楽しい内容なんだろうなと思います。

 

 

でも、「着物の未来」「これからの着物」が、

図録からはあまり感じられない。

 

というか、昭和に入ってからの着物業界が、

あまりにも「未来」というものを意識せずに時を経たので、

これに携われた学芸員さんたちも、それを伝える内容が少なかったのではと、

私は思いました。

 

 

反面、「麻」について深く言及されており、

それは嬉しい限りのこと。

 

夏の素材としてだけでなく、民族や民芸に根付いた麻文化を、

これからも受け継いでいく事が叶えばと願っています。

 

 

そのあたりの感想は、

ぜひ機会がある方は、足を運んで、

自分なりに感じてみて下さい。

 

何かを感じ、考える機会は、こうした大きな展示会だからこその事。

 

 

足を運ばれた皆さまが「着物の未来」を感じ、

ともに創り上げていく事が叶う、「明るい未来」となります様に。

 

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