和をたしなむ

2018.07.27更新 - 商品紹介

麻の風合いと色の遊び心をお楽しみ下さい。「西陣七野 麻半巾帯&角帯」

 

夏に向く素材と言えば、真っ先に思いつくものが「」。

 

夏の普段着の定番「小千谷縮」も、「上布」という名がつくものも、

品種は違えど、麻に由来を草木から繊維を取り出し、それを素材とした織物になります。

 

 

ただ麻は、決して夏限定のものではなく、

昔は年中使われていた、日本の衣食住に深く根付いた草木であり繊維。

 

今でも神職の衣であったり、神道に関わるもので麻は使われ、

衣類も年中使っているとの事。

 

日本に昔から自生をし、そこから得られる自然の恵みは、

いつの時代でも貴重なものとされてきました。

 

 

とはいえ、

 

今の時代に限ってしまえば、麻織物のイメージは夏を連想させ、

また麻が持つ吸湿・発散性は、汗ばむ日本の夏に最適な素材。

 

私個人の意見とすれば、

これほど日本の夏に適した素材は、他にないのではと思っています。

 

 

麻織物は小千谷縮の様な長着だけでなく、

男女問わず帯にも使われており、今夏はとても人気のある商品のひとつ。

 

この「西陣七野」さんのものは、特に人気のある帯たちです。

 

 

柔らかなピンクに染めたものと、

ビビッドなイエローに染めた、女性用の半巾帯。

 

この「色の使い方」が、

西陣七野さんが着物ファンを魅了する、大きな要素になっています。

 

 

帯は少し派手目に。

 

というのは、昔からの着物を着こなすポイント。

 

その頃の言葉でいえば、10歳くらい若めのものを合わせると、

お洒落にまとまるとのいう意味だそうです。

 

 

最近は長着と帯を同系色に合わせる事が多くなりましたが、

帯に色のアクセントを持ってくると、一層「着物らしさ」が際立ち、

メリハリのあるコーディネートになります。

 

特に浴衣の場合は、夏らしい遊び心を一緒にまとうもの。

 

この西陣七野さんの様に色に特徴を持った帯は、

夏の季節感を感じるコーディネートになる大きなポイントになります。

 

 

男性用の角帯はこちら。

 

一見シックな雰囲気に感じるかも知れませんが、

この色使いをした角帯は、西陣七野さん以外にはあまり見かけません。

 

「洋」のエッセンスを感じる色づかい。

 

お馴染みの浴衣に角帯で一色、アクセントになる色を挿し、

夏のお洒落をお楽しみ頂けたらと思います。

 

 

今日現在、当店の手持ちのものはこの4本になります。

 

着物をファッションの選択肢のひとつとして、

自分らしく装うお楽しみをされる皆さまに、

この帯たちがお役に立てればと思います!

 

《 掲載商品詳細 》

 

西陣七野 麻半巾帯(麻100%) 32,000円(税別)

西陣七野 麻角帯(麻100%) 36,000円(税別)

 

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