2020.04.24更新 -
紬
きもの男子の夏衣の着姿を凛としたものに。「樋口隆司 湯揉み絹縮『ふわり』」
一昨日にご紹介をしました、樋口隆司さんの湯揉み絹縮。
その別色・縞の一反を、今日はご紹介します。
樋口隆司 湯揉み絹縮「ふわり」
一昨日の一反とは違い、こちらはシックな雰囲気を持った一反。
同じ作家が監修したとは思えないほど性格の違う一反ですが、
織味は同じく、極上の肌触り。
夏衣を軽やかに、涼しげに、お楽しみ頂けたらと思います。
シックな雰囲気と相まり、こちらの一反は、
きもの男子の皆さまにどうかと思い、見分けてきました。
恐らく樋口先生は、どちら用と思わず織り上げたと思いますし、
女性がお召しになられたら、きっと品のある着姿になると思いますが、
この一反の様な黒・墨色とは違う濃色を、甘さを出さずにお召し頂く事が出来たら、
きもの美濃幸としては嬉しい限り!
私自身も、濃紫色の雨だれ縞の夏衣を一着、
この頃になると着まわしていますが、周りの評判も上々。
黒の紗羽織を羽織り、少し透ける白襦袢の色との相性も良く、
夏らしい清涼感と、男性らしい凛とした着姿を作る、
お気に入りの一着になっています。
この一反は、左右で縞を変えてあります。
片側は密度の濃い縞。
もう片側はそれよりは少な目。
こうした違い縞も誂えると表情が出て、
ただの縞とは違う雰囲気を作ります。
夏衣らしい遊び心と共に、正装感と品格のある着姿を目指して。
自分らしく、季節を感じるなかで、
夏衣の清涼感と品格をお楽しみ頂けたらと思います。
《掲載商品詳細》
樋口隆司 湯揉み絹縮「ふわり」 200,000円(税別・反物価格)
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