和をたしなむ

2020.08.05更新 - 徒然なるままに

夏の藍色の美しさ。

 

先日ご来店下さいました、お客さまの夏衣姿。

 

 

竺仙さんの藍の綿縮に苧麻の半巾帯を合わせた、

夏の軽さを感じ、また余分な気負いがないコーディネートがとても素敵でした。

 

 

竺仙さんの綿縮は当店で誂えて頂いた一着で、

少し時代を経たもの。

 

雪輪模様の中に季節の草花模様を染め抜いた、

今の竺仙さんにはない一反で、このお客さまの雰囲気にとてもお似合い。

 

水色の苧麻の帯と相まり、

涼感を感じさせてくれる夏らしい素敵な着姿でした。

 

 

藍色=ジャパンブルーは日本人の肌色に似合う色で、

季節を問わず、素材を問わず、また和洋問わず似合う色なのですが、

私は夏に見る藍色、夏に袖を通す藍色が一番好きです。

 

 

夏の強い陽射しの下で見る藍色は得も言われぬ発色をしてくれ、

日本らしい情緒を感じるだけでなく、

藍色本来が持つ美しさや、それをお召しになる方の美しさを、

一層際立たせてくれる様に感じます。

 

 

藍色を気に入り、袖を通して頂け、その眼福に与れる、きもの屋の幸せ。

 

 

F様、ありがとうございました。

 

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