正面ウィンドウから季節を感じて頂けたら。
10月の終わりと11月の始まり。
あっという間に月末となりました。
そんな日の正面ウィンドウは、
この様な雰囲気になっております。
入り口向かって左側は、
秋の装い。
小倉淳史さんが手掛けた、
辻が花染の九寸帯と、
それに色合いもTPOも合う、
利休バッグと下駄を置きました。
小倉淳史さんの帯は、
辻が花染の神髄を感じさせてもらえ、
かといって無駄に敷居が高い訳ではなく、
とても親近感を感じる優しい染め上がりとなっているので、
出来るだけ多くの方の目に触れ、
心に留まって欲しいと思いながら、
正面ウィンドウに掛けました。
西日がまだ強い今時分。
日焼けの心配はありますが、
見てもらってこその一品と思い、
ご来店の方に限らず街を歩かれている皆さまにも、
きもの屋らしい秋の季節感を、
感じてもらえたら嬉しいです。
その反対側、
右側はフォーマルな装いを。
金銀糸、ホワイト系で、
フォーマル感を感じて頂ける、
帯と小物の組み合わせです。
帯は、美濃幸にしては珍しい袋帯。
美術工芸啓(ひらく)さんが織り上げた、
シンプルかつ美しい袋帯です。
余分な色や柄を排し、
金銀糸の箔づかいや織り糸の美しさを、
格調高い柄と共に昇華させた、
本当に美しい一本。
上は黒留袖まで結んで頂けますが、
付下げや色無地の出番となる、
七五三のお母様のための一本としても、
自信をもっておすすめできる、
汎用性の高い袋帯です。
草履と利休バッグは、
先日ご紹介をした組み合わせ。
フォーマル感高く、
また使い勝手も良い色柄の組み合わせを、
着物と共に在るハレのひとときで、
お使いいただければ嬉しい限りです。
正面ウィンドウは店の顔。
いつも、季節を感じる一品を、
ご覧頂ける様にと心掛けています。
加えて今年からは、
シェアサイクルのポートにもなっており、
普段、着物やきもの屋に触れる事の少ない、
20~30代の多くの皆さまにも、
当店の店先をご覧頂く機会が増えました。
シェアサイクルのこと
敷居が高いと思われがちなきもの専門店。
でも、
多くの皆さまのお心に届く様な、
きもの専門店らしい秋の装いをご覧頂く中で、
きもの屋を身近に感じるきっかけになれば、
何よりも嬉しい事です。
皆さまも素敵な季節をお過ごしください。
《掲載商品の詳細・ご購入はこちらから》
(左・染帯)
264,000円(税込・反物価格)
(中央・バッグ)
44,000円(税込)
(右・下駄)
33,000円(税込)
(左・草履)
33,000円(税込)
(中央・バッグ)
33,000円(税込)
(右・袋帯)
美術工芸啓 袋帯 「装飾段文」
※お値段などの詳細は、当店までお問い合わせください。
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