和をたしなむ

2023.10.31更新 - 店紹介

正面ウィンドウから季節を感じて頂けたら。

 

10月の終わりと11月の始まり。

 

あっという間に月末となりました。

 

 

そんな日の正面ウィンドウは、

この様な雰囲気になっております。

 

 

入り口向かって左側は、

秋の装い。

 

 

小倉淳史さんが手掛けた、

辻が花染の九寸帯と、

それに色合いもTPOも合う、

利休バッグと下駄を置きました。

 

 

小倉淳史さんの帯は、

辻が花染の神髄を感じさせてもらえ、

 

かといって無駄に敷居が高い訳ではなく、

とても親近感を感じる優しい染め上がりとなっているので、

出来るだけ多くの方の目に触れ、

心に留まって欲しいと思いながら、

正面ウィンドウに掛けました。

 

 

西日がまだ強い今時分。

 

日焼けの心配はありますが、

見てもらってこその一品と思い、

ご来店の方に限らず街を歩かれている皆さまにも、

きもの屋らしい秋の季節感を、

感じてもらえたら嬉しいです。

 

 

 

その反対側、

右側はフォーマルな装いを。

 

 

金銀糸、ホワイト系で、

フォーマル感を感じて頂ける、

帯と小物の組み合わせです。

 

 

帯は、美濃幸にしては珍しい袋帯。

 

美術工芸啓(ひらく)さんが織り上げた、

シンプルかつ美しい袋帯です。

 

 

余分な色や柄を排し、

金銀糸の箔づかいや織り糸の美しさを、

格調高い柄と共に昇華させた、

本当に美しい一本。

 

 

上は黒留袖まで結んで頂けますが、

付下げや色無地の出番となる、

七五三のお母様のための一本としても、

自信をもっておすすめできる、

汎用性の高い袋帯です。

 

 

草履と利休バッグは、

先日ご紹介をした組み合わせ。

 

 

フォーマル感高く、

また使い勝手も良い色柄の組み合わせを、

着物と共に在るハレのひとときで、

お使いいただければ嬉しい限りです。

 

 

 

正面ウィンドウは店の顔。

 

 

いつも、季節を感じる一品を、

ご覧頂ける様にと心掛けています。

 

 

加えて今年からは、

シェアサイクルのポートにもなっており、

普段、着物やきもの屋に触れる事の少ない、

20~30代の多くの皆さまにも、

当店の店先をご覧頂く機会が増えました。

 

シェアサイクルのこと

チャリチャリポートの設置

 

 

敷居が高いと思われがちなきもの専門店。

 

 

でも、

多くの皆さまのお心に届く様な、

きもの専門店らしい秋の装いをご覧頂く中で、

きもの屋を身近に感じるきっかけになれば、

何よりも嬉しい事です。

 

 

皆さまも素敵な季節をお過ごしください。

 

 

《掲載商品の詳細・ご購入はこちらから》

 

 

(左・染帯)

九寸(名古屋帯)「小倉淳史・露芝に楓 イチョウ辻が花」

264,000円(税込・反物価格)

 

(中央・バッグ)

利休バッグ「ろうけつ染・さざ波」

44,000円(税込)

 

(右・下駄)

下駄「女性向け・和想庵・桐下駄・網代表・小桜刺繍鼻緒」

33,000円(税込)

 

 

(左・草履)

草履「女性向け・和想庵・白パール二枚台・鶸色刺繍鼻緒」

33,000円(税込)

 

(中央・バッグ)

利休バッグ「花つなぎ模様」

33,000円(税込)

 

(右・袋帯)

美術工芸啓 袋帯 「装飾段文」

※お値段などの詳細は、当店までお問い合わせください。

 

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