和をたしなむ

2021.10.20更新 - 男のきもの

男のきものを嗜む。「秋袷の心地よさ。」

 

週明けから気候が一気に変わり、

先週までの夏日が嘘の様。

 

 

朝晩に限らず、日中もぐっと冷え込み、

ようやく秋が訪れたと思いきや、

あっという間に冬が来る予感を、

肌身から感じています。

 

 

先週までは、単衣の着物、

はたまた、夏衣でも良いのでは思い、

一向に袷の支度をしていなかった私(笑)。

 

それでは風邪をひいてしまうと思い、

棚から出してきた着物に袖を通しました。

 

 

私の定番にしてお気に入り、

小千谷紬の一着と、

それによく似合う伊藤峯子さんの角帯を、

合わせてみました。

 

 

小千谷紬は、

クリーム色と若草色のツートンカラーの経縞で、

男性向けの広巾の反物としては珍しい色目。

 

5~6年ほど前に、

思わず飛びつき、購入した一反です。

 

 

帯は同じく5~6年前、

店で伊藤峯子さんの個展を行った際に、

記念にと思い、別注をお願いした一本。

 

 

「私に似合うイメージでお願いします!」

 

と伊藤さんにお願いをし、

 

「どんなんが出来ても受け取ってね(笑)」

 

と笑いながら言われたことを、

今でも記憶しています。

 

 

そうして出来上がった帯がこちら。

 

 

私の好みのど真ん中で、

一生の宝物にする大切な一本。

 

私好みの帯なので、

私好みの長着にはどれにも合います。

 

 

小千谷紬は薄めの織り上がりであり、

また配色もご覧の通りの軽やかな雰囲気。

 

帯も同様で、

爽やかな沖縄の風を感じる様な、

軽やかな織り上がりという事もあり、

10月頃の暑さの余韻残る「秋袷」には、

ぴったりなコーディネートだと、

自画自賛をしています。

 

 

昨日今日の様に、

一気に寒さが始まるとしても、

袷としての暖かさや質感はありつつ、

変わりやすい秋空を考えて、

見た目の爽やかさや季節感は、

着物と共に楽しみたい、「秋袷」。

 

 

自分らしいスタイルとともに、

季節も、着物も心ゆくまで、

楽しみ尽くす日々を過ごしたいと思います。

 

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