和をたしなむ

2025.02.16更新 - 八寸・九寸(名古屋帯)

塩瀬帯の魅力を季節感とともに感じる。「春の帯専科~10%OFF+お仕立てサービス~ お勧めコーディネート紹介」

 

28日(金)まで、

美濃幸好みの帯たちが勢揃いします

 

春の帯専科~10%OFF+お仕立てサービス~

 

開催中です!!

 

詳しくはこちら

春の帯専科~10%OFF+お仕立てサービス~ 開催します。

 

 

 

日々、美濃幸好みの帯たちのご紹介を進めておりますが、

今日は当店が得意としている「九寸帯」、それも『塩瀬の九寸帯』にスポットを当てて、

ご紹介を進めてまいりたいと思います。

 

 

 

きもの美濃幸はカジュアル傾向に軸足を置いたきもの専門店で、

合わせる帯たちの多くは、九寸帯が中心。

 

 

気軽に結べ、またすっきりとした一重太鼓の後姿は、

ご自身はもとより、その姿を見る周りの皆さまにも、

着物の楽しさや素敵さ、折々の季節感を感じてもらえるものと思っております。

 

 

 

その様なコーディネートをお楽しみいただける九寸帯のなかで、

染め帯、特に塩瀬生地に染め上げた一本は、

より繊細にそうした表現をする事が叶うものであり、

私も数ある中から美濃幸好みの染め上がりを選び、

皆さまにご覧いただけるように揃えております。

 

 

今日、ご紹介する一本は、

染めの名店「染の川勝」さんが手掛けたもの。

 

飛び柄小紋に合わせてみました。

 

 

 

 

少し時期が早いように思いますが、

そうもしているとあっという間に桜の季節が過ぎ、

青々とした新緑の季節になります。

 

 

 

この一本はその頃、

初夏の風物詩「青楓」を染め上げたもの。

 

 

 

 

白の帯地の上に、風に吹かれてたなびく、

青楓の枝葉を染め上げてあります。

 

 

時期としては、4月の終わり頃から5月に掛けての、

約1か月半ほどが最も似合う季節となります。

 

 

「一か月半しか」と考えるか、

「一か月半だからこそ」と考えるかは、

この帯にお心が留まられた方次第。

 

 

でも、こうした時期が限定されるものにこそ、

一点ずつ誂えることが可能な、染め帯の真価があると思います。

 

 

 

 

ロットが必要になる織り帯では、

こうした限定的なものを織り上げるのはリスクが高く、

昨今の情勢を勘案すれば二の足を踏むのが当然。

 

 

半面、一本ずつ誂えることが出来、

また繊細な季節感の表現が可能な染め帯であれば、

「今」を楽しむ着物コーディネートを創り上げることが出来ます。

 

 

 

 

そしてこちらの一本は、

染の川勝さんらしく、すっきりとした仕上がり。

 

 

余計な色や、余分な柄は徹底的になくして研ぎ澄ませ、

桜の季節が過ぎた頃の爽やかな春風をも感じさせてくれる、

秀逸な仕上がりとなっています。

 

 

 

染め帯、塩瀬九寸帯の魅力は、日本の四季の魅力に繋がります。

 

 

 

今ある季節、来たる季節に想いを馳せながら、

素敵な着物とともに在る時間をお楽しみくださいませ。

 

 

 

《掲載商品のご購入はこちら》

※商品名と写真をクリックしていただくとオンラインショップに移行します。

 

 

九寸(名古屋帯)「染の川勝・塩瀬・青楓」

187,000円(税込・反物価格)

 

 

 

小紋「単衣向き・飛び柄・小絞り・型染花柄」

176,000円(税込・反物価格)

 

  • 記事一覧

カテゴリー / Category

アーカイブ / Archive

和のお稽古 / Lesson

お知らせ / Information

→ お知らせ一覧

↑PAGE TOP