和をたしなむ

2024.09.07更新 - 店紹介

残暑厳しいなか、初秋を感じるコーディネートを。

 

9月の模様替えが進むきもの美濃幸の店内です。

 

 

サロンスペースの一品に続き、

今日は壁面ディスプレイが完成。

 

 

この様な雰囲気となりました。

 

 

 

 

お誂えする事を考えると、

純然たる袷のご提案がきもの専門店としては正しいのですが、

今日の名古屋の最高気温は35度(汗)

 

 

真綿紬や、深まる色目を掛けておくのはどうかと思い、

(もちろん、掛けずに丸巻でご用意しております!)

単衣に向く素材や色柄を選び、

また、色目もどこか涼感を感じさせてくれるものを選び、

ディスプレイにてご提案しております。

 

 

 

上の写真は、正面入り口からの一枚。

 

 

今時分は夏の様な陽射しが射し込み、

また夕方になると強い西日も射し込むので、

涼し気な見た目の色柄をチョイス。

 

 

染め帯は水色系のものを選び、

その帯と合わせる着物も単衣向きな色柄素材をもった御召にし、

掛ける帯も透け感のあるものを選ぶことにしました。

 

 

 

残暑厳しいなか、お越し下さる皆さまに、

 

またそうしたなか街を歩かれている皆さまに、

 

少しでも、

きもの専門店らしい初秋の季節感と涼感を、

感じていただけたらと思っています。

 

 

 

店奥からの一枚はこちら。

 

 

 

 

こちらは深まっていく秋をイメージ。

 

 

洛風林さんの九寸帯が、

一層際立ってその色を放っていますが、

手前の飛び柄小紋と九寸帯のコーディネートも、

単衣頃から秋の袷の季節にお召しいただけると、

きっと雰囲気良く季節と着物をお楽しみ頂けると思います。

 

 

 

 

中央には男性向けのコーディネート。

 

 

こちらは両端と比べるとダークな印象になりましたが、

羽織の色が明るい色目になるので、

実際にお召しいただくと軽い印象を持った色合わせになります。

 

 

 

今秋、新入荷した一品を加えて、

 

美濃幸好みの秋色をご覧いただき、お楽しみいただけたら、

何よりも嬉しい事です。

 

 

 

ひとつひとつのコーディネートや新作に関しては、

また後日ご紹介をいたします。

 

 

 

 

季節の変わり目を過ごしている今。

 

 

これほどまで残暑が厳しいと、

何を着ようか、何を合わせようか、

迷われる方も少なくはないはずです。

 

 

今までも何度か書きましたが、

 

相手があるフォーマルやセレモニーはさておき、

ご自身のお洒落を楽しむための着物であれば、

時々の気候や気温、またご自身のお気持ちや体調に合わせて、

柔軟に着物や帯、長襦袢を選べば良いと、

私は考えています。

 

 

 

暑いけど、無理して地厚の単衣や袷に袖を通し、

体調を崩してしまったら、

着物と共に楽しい気持ちで過ごしたいと思っていたことも、

すべて台無しになってしまいます。

 

 

 

上は単衣だけど、長襦袢は夏物にしてみる。

 

夏物の長襦袢でも、半衿は単衣や袷のものにしておく。

 

 

など、

その場を楽しめるコーディネートを選び、

着物と共に在る素敵なひとときをお過ごしくださいませ。

 

 

 

皆さまに心地好い初秋が訪れます様に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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