男のきものを嗜む。「有松鳴海絞り浴衣とアフリカンテキスタイル角帯」
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今年も有松鳴海絞り浴衣に袖を通す季節が到来!
今日袖を通している一着は、
かれこれ10年くらい前に誂えた一着で、
私の様な毎日の様に着て、毎週の様に水洗いをする着方をしていると、
他の木綿着物であれば生地の精も抜けてくたくたになってしまうのですが、
手絞りをしても穴が開かない様なしっかりとした生地を使っている、
純国産の有松鳴海絞り浴衣であればまったく問題はなく、
今年も夏の一着をして、
活躍をしてくれる着心地を与えてくれています。
純国産の有松鳴海絞り浴衣はこちらから
そんな着こなすほどに木綿の風合いが心地良くなる有松鳴海絞り浴衣。
生地感を楽しみながら日々を過ごしておりますが、
今日はそれによく似合うアフリカンテキスタイルで仕立て上げた
「アフリカ×日本」のオリジナル角帯を結んでみました。
浅葱色の有松鳴海絞浴衣に、
赤のアフリカンテキスタイル角帯のコーディネイト。
カラフルで力のあるガーナ製のアフリカンテキスタイル生地と、
日本が誇る伝統工芸「有松鳴海絞り」とは、
お互いの個性を主張しあいながらも、しっかりと馴染んで見えます。
この「アフリカ×日本」のオリジナル角帯は、
4月にご縁があり一緒にイベントをさせていただいた、
中川ももさんに分けていただいた布。
4月のイベントの様子はこちら
「アフリカ×日本」オリジナル帯の紹介はこちら
→「アフリカ×日本」コラボレーション帯(角帯・半巾帯) 詳細を解説します!
4月のその時に、
「浴衣と合わせたらきっと楽しい帯になるね!」
と中川さんと話をしていたのですが、
やはりその通りで、
実際に結んでみると、
色の華やかさが、浴衣と夏の遊び心を引き立ててくれる事と、
アフリカンテキスタイルのなかでもハイブランドのメーカーが仕上げた布が、
ただ派手ではない品格を感じさせてくれており、
今までと違った空気感を持ちながらも、
アフリカと日本の距離を感じさせないとても親和性が高い一本に仕上がり、
また着姿に夏の彩を加えてくれています。
こうして日々結んでみると、
本当に楽しい帯が出来上がったなと感じており、
それをご縁あった皆さまにもお伝えすることが出来た事に、
嬉しさを感じながら過ごしております。
和装は日本の民族衣装であり、
日本の文化や風土のなかで培われ、また研ぎ澄まされていき、
浴衣の様な庶民が袖を通す着物にいたっては、
時代ごとの文化や感性によって揉まれながら、
いつの時代もどこか馴染を感じる遊び心を含みながら、
今に至っている様に感じています。
おそらくアフリカンテキスタイルも同じで、
その様な経緯を経て、今こうして我々が触れるようになったからこそ、
洋の東西に縛られない、不思議な親和性があるのだと、
使いながら実感をしております。
ちなみにこちらの帯は、
4月のイベントにて受注会を開催させていただき、
何本ものご注文をいただくことが叶いました。
2日間という短い期間だったこともあり、
SNSやお問い合わせではもっと見たいというお声をお聴きしていた事もあり、
そのイベントの後片付けの際に、私と若女将が何種類か生地を選び、
受注会後もご注文が承れる様に生地の確保がしてあります。
現在、半巾帯であれば残り一本、角帯であれば残り二本まで、
1週間以内の納期でお納め出来るだけの生地があります。
浴衣の合わせる帯をお探しの方。
他にはない雰囲気の一本をお探しの方。
アフリカンテキスタイルが大好きな方。
等々
ご興味のある方はどうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。
- 2025.07.01 2025年7月の定休日・和のコト教室(着付)開催日のご案内。
- 2025.06.11 6月19日(木)~30日(月) きものクリーニングキャンペーン&きものリメイクご相談会 開催いたします。
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