和をたしなむ

2024.06.13更新 - 帯〆・帯揚

『夏の赤!』 夏帯揚&夏帯〆と共に素敵な夏をお楽しみ下さい。

 

 

皆さまにとって「夏色」は何色でしょうか。

 

 

私も色々と思い浮かび、

青空の「青色」や、向日葵の「黄色」など、

情景から連想する色だけでなく、

「オレンジ色」の様な見ているだけで元気になりそうな色も、

夏色から思い浮かびます。

 

 

 

そんな夏色。

 

 

今日は私が「きもの屋」として思う夏色『赤色』をまとった、

夏の帯揚と帯〆をご紹介します。

 

 

 

 

シンプルな白×赤の組み合わせで仕上げられた、

夏の帯揚と帯〆。

 

 

京小物の名店「渡敬」さんが手掛けた一品たちです。

 

 

 

私が好きという事もあるのでしょうか、

先日6月末頃に夏の小物相談を承っている際、

赤系の夏帯〆をお見分け頂く事が叶い、

 

それならば新しい赤い帯〆を仕入れなくてはと思い、

渡敬さんに立ち寄ったところ出会ったのがこの二点。

 

 

一般的な輪出しの赤い帯揚を入れようかと思ったのですが、

どこにでもあるものよりも、より美濃幸らしいものと思い、

この帯揚と帯〆に心留まりました。

 

 

帯揚は、少し変わった織り方になっている、

絽ちりめん風の帯揚げ生地に、

小さな赤の小帽子絞りが施されたもの。

 

 

 

 

赤い点々がとても愛らしい雰囲気です。

 

 

 

「こんな小さな絞りでは帯から見えない!」

 

 

と思われるかも知れませんが、

結構存在感のある仕上がりになっており、

絞りの括りもしっかりと成されて立ち上がりも良く、

 

 

 

 

また鮮やかな赤色が使われているので、

使っていただくと丁度良い雰囲気に見せてくれます。

 

 

また小付けなので品も良く、

帯周りを演出してくれる一枚になります。

 

 

 

帯〆はこの様な雰囲気に。

 

 

 

 

夏帯〆らしく、ざっくりとした組み方の一本ですが、

ドット状に赤色が帯〆の左右を行き来している組み方です。

 

 

 

 

波の様な雰囲気に赤色が入り、

 

結んで頂くとこの赤のアクセントが、

前腹の結び目あたりにまとまります。

 

 

 

 

房は撚り房。

 

色はもちろん赤色!

 

 

 

 

帯揚ともども、

ポイントポイントに赤が程よく使われているので、

白のベースで夏の涼感を感じつつも、

赤色が良い効き色となってくれます。

 

 

 

 

帯揚はカジュアルからセミフォーマルまで。

 

帯〆はカジュアル中心でお使い頂けるお品です。

 

 

 

年齢関係なく、夏の赤は着姿に馴染み、

不思議と夏らしい空気感と涼感を着姿に与えてくれます。

 

 

 

赤はもちろんの事、

皆さまお一人ごとの夏色と共に、

素敵で楽しい季節をお過ごしくださいませ。

 

 

 

《掲載商品の詳細・ご購入はこちらから》

※商品名と写真をクリックしていただくとオンラインショップに移行します。

 

 

夏帯揚「渡敬・小帽子絞り・赤」

19,800円(税込)

 

 

 

夏帯〆「渡敬・よろけ組・赤色」

17,600円(税込)

 

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