今日まで開催をしておりました、

「夏衣お披露目会」。

 

 

先ほど無事楽しいうちに終了をさせて頂きました！

 

 

 

期中、

 

実店舗にご来店下さいました皆様、

お暑い中、またお足元の悪い中でしたがお越し下さり、

誠にありがとうございました。

 

お顔が見え、また久しぶりにお会いできた方もおられ、

こうして店舗を構えて商いをさせて頂いている事の有難さと嬉しさを、

感じさせていただける機会となりました。

 

 

 

オンラインショップをご利用下さいました皆様、

数ある中から当店をお選びいただき、

誠にありがとうございました。

 

お顔が見えない分、至らない点もあったかと思いますが、

普段はなかなかご来店いただけない様な遠方の着物ファンと繋がる事は、

私にとっても嬉しいご縁であります。

 

 

 

当初このコラムでも書いていましたが、

ゆるりと開催をしていた今回の会のはずですが、

本当に有難い事にお客様にも恵まれ、

またどなた様も美濃幸好みの夏着物を楽しみにして下さっており、

今夏のために色々と別注でお願いをしていたものをお見分け頂く事が叶いました。

 

最終日の今日になって、ようやく染め上がってきたものもあり、

最後の最後まで楽しみに美濃幸らしい夏色をご覧頂けたかと思っています。

 

 

 

ものづくりが衰退している昨今のきもの制作現場。

 

 

以前は出来たものが今は出来ないものは大変多く、

特に需要の少ない夏物は顕著にその傾向があります。

 

 

反面、今回感じた事は、

着物が好きだからこそ、

夏を着物で楽しみたいという方が確実におられ、

その需給のバランスが保てなくなっているという事。

 

「もうそのお品はありません」とまではいきませんが、

お選びいただける選択肢は確実に減っており、

それは袷物よりも明らかに多い様に感じています。

 

 

想う一品が出来ない事は今に始まった事ではないので、

「悲観するより前を向け！！」（←昭和の精神論（笑））と思い、

そうならないためにも出来る限り別注をして、

常に美濃幸らしい一品を置く様に心掛けていますが、

１００％以上、お客様のご期待に添える事が出来る様、

これからも今まで以上に力を入れて取り組まなければと思うばかりです。

 

 

 

そんな思いを持ちながら、来週月曜日は京都に向かいます。

 

 

想う一品と出会います様に、

 

当店が出来る限りの小さな一歩が、

少しでも未来へと繋がっていきます様に。

 

 

これからも美濃幸好みに共感して下さる着物ファンのために、

精一杯尽くしていきたいと思う、６月最終日営業日でした。

 

 

誠にありがとうございました。