和をたしなむ

2024.02.10更新 - 徒然なるままに

古典柄のルーツ

 

着物は「和」を代表するもののひとつですが、

そのルーツはシルクロード。

 

中国や中央アジア、

そしてヨーロッパに繋がります。

 

 

和柄、日本の古典文様は、

そうして渡来してきた文様たちが、

長い間、日本の風土や風習の中に在り、

時代時代に生きる人たちに脈々と受け継がれ、

洗練されてきたものたち。

 

恐らくは長い月日のなかで、

それには受け入れられずに廃れていった文様たちも、

数多くあったのではと思っています。

 

 

 

そうした文様たち。

 

 

はじめは、

 

「これ素敵!」

 

「かっこいいね!!」

 

といった流行から始まり、

海を渡ったとすれば、

 

日本に渡って来た時も、

日本人が大好きな「舶来もの」として

人々のなかで流行をしていき、

 

段々とそれが研ぎ澄まされていく過程で、

文化や伝統、古典として昇華し、

今、私たちが「古典柄」と言われる様な日本を感じる文様へと、

洗練されていったと考えられますし、

 

それは日本に限らず、

どこの国、地域でも同じように思えます。

 

 

 

なので、

洋の東西を問わず、

その地に根付いた文化的な文様や柄同士は、

意外と相性が良い。

 

 

それぞれの文様の発祥が距離にして数千キロも離れていて、

そこ住まい、培ってきた人種も違えども、

その根っこに在るものや想いというものは同じなので、

不思議と合わさり、調和をします。

 

 

 

和柄と洋柄。

 

和洋折衷のコーディネート。

 

 

「これとこれ、合うのかな?」

 

と、

頭の中で悩むよりも、

合わせてみる事が一番。

 

 

皆様も箪笥に在るそんな一着も、

勇気をもって試してみて下さい。

 

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