和をたしなむ

2026.03.22更新 - 八寸・九寸(名古屋帯)

型絵染の真髄は紅型にあり。「春の帯専科~10%OFF+お仕立てサービス~」開催中です。

 

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今月一か月間にわたって、 美濃幸好みのおすすめ帯たちをご紹介してまいります。

 

 

今週は型絵染の帯たちをご紹介しております。

 

 

その最後を飾る一品は、「琉球紅型」です。

 

 

 

型絵染の世界観を確立された芹沢銈介氏が、

日本全国各地に点在する手仕事の美しさを巡るなかで、

その創作活動の原点にして一生をかけて追い求めてきたものが、

この沖縄県の伝統工芸「琉球紅型」です。

 

 

氏の自著のなかでも、

「思えば紅型を慕い紅型を追って今日まできました。」と言われるほど、

その活動の根本であり原点であったものが沖縄にあったという事です。

 

 

 

今日ご紹介する一品は、

その琉球紅型の宗家のひとつであり、

その脈々と受け継がれてきた古き良き紅型の世界観を表現されていた、

知念貞男さんが手掛けた九寸帯になります。

 

 

 

 

九寸帯(名古屋帯)「琉球びんがた・知念貞男・竺仙・やちむん」

 

 

紅型と同じく沖縄の伝統工芸である焼き物(やちむん)を染め上げた一本。

 

その素朴でぽってりとしたやちむんの質感がそのままに活かされた染め上がりが魅力的です。

 

 

 

 

琉球紅型は、その祖となる「琉球三宗家」があり、

知念貞男さんはそのひとつ、知念家を受け継がれたお一人で、

貞男さんは既にご他界なされていますが、

今やその孫にあたる知念冬馬さんがその流れを今に受け継ぎ、

次の世代へと繋げておられます。

 

 

 

 

江戸染の名店「竺仙」さんが知念さんに別注を掛けた一本という事で、

やちむんの周りには竺仙を表す竹柄が配されたモダンな仕上がりに。

 

 

 

 

やちむんの素朴で、温かみのある雰囲気が、

その琉球紅型独特の染め色とも相まり、

柔らかな雰囲気を創り上げてくれています。

 

 

 

 

型絵染は柳宗悦氏が立ち上げた民藝運動の流れが色濃く表れています。

 

 

民藝とは「健康的な美しさを持つ手仕事による日用品」です。

 

 

この帯に染め上げたやちむんはまさにそれに値するものであり、

またその美しさを閉じ込めた紅型の九寸帯も日々使っていただくことで、

その真価を発揮してくれる一本なのだと思います。

 

 

大好きだからと言って箪笥に仕舞わず、

皆さまの思うままに結んでいただく事で帯が本領を発揮し、

型絵染と琉球紅型の神髄を味わっていただけるのだと思っております。

 

 

 

今回の帯〆合わせは、二色を使ってみました。

 

 

琉球紅型に限らず、色柄の多い帯の場合、

帯〆選びには苦心されることと思います。

 

 

色同士が喧嘩せず、

かといって馴染み過ぎては帯〆の意味がないので、

そのいい塩梅にまとめるところに、少し工夫がいります。

 

 

まずはひとつめから。

 

 

 

 

こちらは、帯の地色に映えるボルドーカラーの一本を選びました。

 

 

紺色系の地色に赤っぽい帯〆を持ってくるのは定番なのですが、

ここに目の覚める様な赤色を持ってきてしまうと、

そこだけが目立ってしまい、琉球紅型ならではの極彩色と喧嘩をしてしまいます。

 

 

喧嘩はせず、とはいえ程よい主張のあるボルドーを持ってくると、

とても馴染の良い組み合わせとなりました。

 

 

 

続いてはこちら。

 

 

 

 

少し渋め、抹茶色の一本を合わせてみました。

 

 

こちらは玄人好みな雰囲気となりますが、

竹をイメージする色目であり、また地色・柄色ともに喧嘩をしない色目であり、

帯周りがぐっと引き締まった雰囲気を創り上げてくれます。

 

 

 

あと、今回は見送りましたが、紺色系も馴染の良い色目です。

 

 

以前のコラムでもご紹介をしましたが、

紺色の帯〆は一本手持ちがあると大変重宝に使う事が出来ます。

 

詳しくはこちら

文様の美しさを纏う一本。「春の帯専科~10%OFF+お仕立てサービス~」開催中

 

 

 

 

型絵染の魅力、琉球紅型の魅力は、

どこか日本人の心に響くものがあります。

 

 

それは先述の通り日本各地に点在し、その各地の人々が育んできた、

文化の集大成である民藝にあるからだと私は思っています。

 

 

 

暖かで、柔らかな空気感を纏わせてくれる琉球紅型の力。

 

 

紬に合わせて、小紋に合わせて、

お心に留まった皆さまの感性に任せて、思うままにその魅力をお楽しみくださいませ。

 

 

 

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3月31日まで「春の帯専科~10%OFF+お仕立てサービス~」開催中につき特別価格にてご提供中です。

 

 

九寸帯(名古屋帯)「琉球びんがた・知念貞男・竺仙・やちむん」

308,000円(税込・反物価格)

 

 

 

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