山陰弓ヶ浜地方に根付いた、木綿の真価をお試しください。「春の帯専科~10%OFF+お仕立てサービス~」開催中
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今月一か月間にわたって、 美濃幸好みのおすすめ帯たちをご紹介してまいります。
「使い捨てから長く愛用する暮らしへ。」
「木綿の真価をお試しください。」
というテーマで、
昨日の投稿で木綿の帯やその魅力について書き記してみました。
本日も引き続き木綿の帯をご紹介。
男性の皆さまにお楽しみいただきたい木綿角帯です。

角帯「弓浜絣・木綿・藍染・やたら織」
山陰地方、鳥取県の伝統工芸品「弓浜絣」、
木綿の角帯になります。
かなり珍しいお品、
普段着着物を愛する着物男子の皆さまに、
ぜひ手に取っていただきたい逸品です。

私が木綿の真価を教えてもらったものは、この弓浜絣でした。
10年ほど前に、
山陰地方に根付いた織物の産地を巡る産地勉強会として、
鳥取県西部の弓ヶ浜地方を訪れました。
他、出雲織の青戸さん工房であったり、
倉吉絣の福井さんの工房を伺う、
今思ってもかなり充実した産地勉強だったのですが、
そのひとつとして訪れた先が、
工房ゆみはまの嶋田悦子さんの工房でした。
当時80歳を過ぎた嶋田さんが、
弓浜絣のことを丁寧に説明して下さり、
実際に糸紡ぎの様子や、絣つくりの様子などを、
目の前で披露して下さったのですが、
その最後に、
「これが弓浜絣というものです。ぜひ手に取ってみてください。」
と見せて下さった木綿の着物は、
嶋田さんが20歳くらいの頃に、
ご近所の80歳くらいのおばあさまから譲り受けたという、
弓浜絣の長着でした。
ざっと計算すると、
その布生地は織り上げてから100年近く経っている訳ですが、
手の取った瞬間、
「天女の羽衣はこれか!」
と思えるほど軽やかで、
今までに触ったことのないような肌触りでした。
これは決して大袈裟ではなく、
本当にこの世のものとは思えないほどの質感を、
今でもその時の掌の感覚は覚えています。
それまでは木綿というと絹の廉価版というイメージがありましたが、
その考えはこの産地勉強から一転、
木綿織物の真価や、その歴史に興味関心を持つようになり、
「いずれは嶋田さんが織り上げた一反を着たい!」
と思っていましたが、
2023年にご逝去され、その願いも叶わぬままとなりました。
さて、
話はこちらの一本に戻し、
この角帯は工房ゆみはまのものではありませんが、
弓ヶ浜地方で織り上げられた弓浜絣の名がついた一本。
木綿と藍染の美しさを堪能いただける織り上がりとなっています。

弓浜絣の特徴でもある絵絣は使われておらず、
「やたら織」という無作為の絣糸を思うままに織り上げ、
その『やたらめったら』な織り味が楽しい一本となっています。

浅めで、鮮やかな藍色の美しさと、
そこに織り込まれた白の絣の色合いが、
ただの藍色の帯とは違う、
この帯だけが持つ個性を放っています。

今回は薄色の紬に合わせましたが、
濃い色の紬にも、もちろん木綿にも相性も良く、
日常遣いをするなかで、
色が段々と枯れていき、生地感がしなやかになっていく、
経年変化をお楽しみいただけます。

日本における木綿の歴史は300年ほどですが、
江戸時代に庶民の間に広がり、
その地その地にて、深く文化伝統に根付いた素材です。
民藝的であり、素朴な味わい深さのある一本を、
心留まる方の手元で一生をかけてお楽しみいただきたい一本です。
上質な木綿だけが持つ存在感。
その結び心地をお楽しみくださいませ。
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