振袖の存在感と美しさ。
毎年1月の恒例イベント
「きものお手入れキャンペーン」
31日(土)まで開催中です!!
詳しくはこちら
一昨日のコラムで、
今週の壁面ディスプレイや店内の様子をご覧いただきましたが、
一昨日のコラムはこちら
そのタイトルの通り、
一月のこの頃は成人式もあって、
振袖を中心に据えたディスプレイを心掛けています。
お客様との話題も自然と振袖の事となり、
ご自身がどの様な振袖をお召しになられたのかや、
わが子(1歳女児!)の振袖はどの様なものを選んであげたいか(19年後!!)、
また、最近の振袖事情やSNSに上がる振袖を観ての感想などと、
いつものきもの美濃幸で交わさる会話とまた違い、
そうしたところからも新春の華やぎというものを感じております。
昨今、振袖と言えばレンタルが主流。
またはご家族がお召しになられた「ママ振袖」が多くなり、
自身も成人式に招かれてその様子を見るにつけて、
これも時代の流れであり、お嬢様やご家族様が納得されてお召しになられているのであれば、
それ以上の幸せなことはないと感じている反面、
振袖の存在感やそれに見合う仕事がなされたものをご提案出来ていない、
きもの専門店としての自身の情けなさも感じております。
大胆であり繊細、豪華であり明快、そして晴れ着としての品格が在る。
簡単な言葉にしましたが、
振袖の存在感はそれに尽きるように思います。

以前、ある染織家から聞いた言葉の中に、
「色柄を増やして、豪華さや華やかさを出すのは簡単なこと。
私たちの仕事の矜持は、それを最小限に収め、最大限に引き立てる事だ」
ということを思い出します。

最近の振袖で言うところの「古典柄」を拝見していると、
無闇に柄数を増やし、色数を増やすしているのではと思う節があります。
本来の古典柄は簡潔であり、そして大胆であり、
その最少と最大に繊細な匙加減をしながら一着の晴れ着を染め上げるところに、
ひとりひとりの染織家の腕と技術があり、
そうした高度な世界観のなかで生まれる振袖という晴れ着にこそ、
得も言われぬ美しさが宿ります。

その様な素晴らしい振袖に出逢う機会も減り、
また扱わせていただける機会も限られて来ましたが、
私自身がこのことをしっかりと胸に収めながら、
ご縁あった皆さまに振袖だけが持つ存在感と、その年頃の方々が袖を通す意味というものを、
ご提案のなかでお伝えしていければと考えております。

今週掛けました一着も、その様な想いに見合う仕上がりのもの。
すでに廃業をされてしまった染屋さんが手掛けた一着で、
きもの美濃幸では代々、振袖といえばこちらの染屋さんのものをご提案していました。
当店としては最後の一着。
ぜひひとりでも多くの方にご覧いただき、
この一着だけが持つ振袖の存在感と美しさをお楽しみいただけたら嬉しいです。
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1,419,000円(税込・反物価格)
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