和をたしなむ

2026.03.18更新 - 八寸・九寸(名古屋帯)

文様の美しさを纏う一本。「春の帯専科~10%OFF+お仕立てサービス~」開催中

 

《帯派の皆さま注目! 春夏にコーディネートの幅を広げてくれる最高の帯をお手元に。》 

 

 

「春の帯専科~10%OFF+お仕立てサービス~」

 

31日(火)まで開催中です!!

 

詳しくはこちら春の帯専科~10%OFF+お仕立てサービス~ 開催します。

 

 

 

今月一か月間にわたって、 美濃幸好みのおすすめ帯たちをご紹介してまいります。

 

 

 

着物には様々な色が使われ、柄が染め上げ、織り上げられています。

 

 

その一色、その一柄に想いが込められている訳ですが、

文様にはその国、その土地の文化も一緒に込められています。

 

 

 

文様は着物をはじめとする様々な工芸品に使われ、

主に装飾として施されるものですが、

 

その原点は人々が日々愛用し、愛着した物や考えを具象化し、

それを日常使う衣類や道具に絵描き上げていく事から始まったように思います。

 

 

その具象化されたものも時代を経るうちに本来の意味を持ちつつも抽象化していき、

描かれるものがその原型をとどめなくとも、見ている人にどこか感覚が働き、

それが得も言われぬ美しさを感じさせてくれるものではないかと、

私は日々、着物や帯に施されている文様たちに囲まれながら感じています。

 

 

 

今日ご紹介します九寸帯は、昨日ご紹介した一本と同じ、

型絵染作家の岡田その子さんが手掛けたもの。

 

 

組紐を丸紋のなかに染め上げてあり、

ひとつひとつ違う組紐や結び紐が象られています。

 

 

 

 

こっくりとした深みのあるボルドーに染め上げた帯地に、

すっきりとした白抜きの丸紋が施され、

そのなかに色々な形をなした組紐の様子が型絵染にて表現されています。

 

 

 

 

花の様であったり、葉っぱの様であったり、虫の様であったり、

きっとそれぞれに意味があるのだと思いますが、

そんな具象化を超えた格調高い美しさが宿った一本です。

 

 

 

 

型絵染の源流は、人間国宝であられた芹沢銈介氏にあり、

その原点は沖縄の琉球紅型にあります。

 

 

無為で、思うがままに染め上げられた文様の美しさは、

芹沢銈介氏が一生をかけて追い求めてきたもの。

 

 

その一端を、日々に結ぶ九寸帯のなかで感じ、

着姿に取り入れていただけたらと思っております。

 

 

 

 

また岡田その子さんらしい気配りもある染め上がり。

 

それは前腹の柄がかなり広く取られているところにあります。

 

 

 

 

お太鼓柄の帯は、前腹とお太鼓の柄の出方が気になるところで、

それが難しいからと敬遠されている方もおられます。

 

 

お太鼓がきれいに出たと思えば、前腹がずれる。

その反対も然り。

 

 

確かに小付けのお太鼓柄の一本を結んでみると、

その苦労を身をもって知りますが、

 

こちらの一本は、

お太鼓柄も前腹柄も広めにとってあるので、

多少のずれも気にすることなく結んでいただけます。

 

 

ちょっとしたところですが、それが女性らしい配慮。

 

安心してお楽しみいただけたら嬉しいです。

 

 

 

 

こうした一品は用途とかではなく、

無条件で好きな方のお心に届くもの。

 

 

帯〆選びは美濃幸好みのものを合わせましたが、

心のおもむくままに好きなお気持ちひとつでコーディネートをお楽しみいただきたい一本です。

 

 

とはいえ、美濃幸好みも知っていただきたいので、

二種類の帯〆を合わせてみました。

 

 

まずはこちらから。

 

 

 

 

帯の地色と馴染む、ボルドーと白色の市松に組み上げた一本。

 

 

こうして合わせていただくと、

帯の個性に目線がいき、全体の調和が取れたコーディネートが仕上がります。

 

 

 

もうひとつはこちら。

 

 

 

 

濃紺色の一本を合わせてみました。

 

 

着姿をぐっと締める濃い色の帯〆。

 

ただ、ここに黒色のものを持ってきてしまうと、

その色が勝ってしまい、帯の個性をなくしてしまいがちです。

 

 

そこで重宝するのが濃紺色。

 

濃紺色は他の色との馴染が良く、

着姿にメリハリを与えてくれながらも柔らかさも残してくれており、

「迷った時は濃紺色」を実感できる組み合わせとなります。

 

 

また、こちらの一本は少し細めに仕上げてあるので、

そうしたちょっとしたこだわりが調和の取れた着姿を創り上げてくれます。

 

 

 

文様の美しさは眺めるものではなく、日々使う事に意味があります。

 

 

心のままに着物を選び、帯を合わせるなかで、

自分らしい組み合わせを見つけながら、

文様をまとう楽しみを探してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

《掲載商品のご購入はこちら》

※商品名と写真をクリックしていただくとオンラインショップに移行します。

3月31日まで「春の帯専科~10%OFF+お仕立てサービス~」開催中につき特別価格にてご提供中です。

 

 

九寸帯(名古屋帯)「岡田その子・型絵染・組紐」

215,000円(税込・反物価格)

 

 

 

 

  • 記事一覧

カテゴリー / Category

アーカイブ / Archive

和のお稽古 / Lesson

お知らせ / Information

→ お知らせ一覧

↑PAGE TOP