和をたしなむ

2026.03.09更新 - 八寸・九寸(名古屋帯)

桜ではない、麗しき春の花を身に纏う愉しさを。「春の帯専科~10%OFF+お仕立てサービス~ 開催中です!」

 

《帯派の皆さま注目! 春夏にコーディネートの幅を広げてくれる最高の帯をお手元に。》 

 

 

「春の帯専科~10%OFF+お仕立てサービス~」

 

31日(火)まで開催中です!!

 

詳しくはこちら春の帯専科~10%OFF+お仕立てサービス~ 開催します。

 

 

 

今月一か月間にわたって、 美濃幸好みのおすすめ帯たちをご紹介してまいります。

 

 

 

着物を装う楽しみは色々とあり、

お召しになられる皆さまお一人おひとりの好みに合わせて、

様々な楽しみ方があると思いますし、

そのひとつひとつの楽しみのお役に立てる様なきもの屋で有りたいと、

常々から考えております。

 

 

その楽しみの代表的なひとつに、

 

「季節感を大切にする」

 

という事があります。

 

 

折々の季節を感じる色を選び、風物詩を描いた柄を取り入れ、季節の花を纏う。

 

 

はっきりとした四季がある日本ならではであり、

その文化風土に培われてきた和装ならではの楽しみ方のひとつです。

 

 

 

きもの美濃幸では、そうした季節感を感じるものを大切にしており、

このコラムでご紹介する一品や、オンラインショップ掲載する一品も、

 

春には春のもの、夏には夏のものをと、

皆さまに少しでもきもの美濃幸を通して、

日本の四季の美しさを感じていただけたらと思っております。

 

 

 

 

これからの季節といえば桜の季節。

 

 

日本に限らず世界中の人々が認める日本の春の花ですが、

今日ご紹介をしますこのの九寸帯に染め上げられた「ぼけの花」も、

春にこそお楽しみいただきたい麗しき花のひとつです。

 

 

 

 

九寸帯(名古屋帯)「荒井照太郎・東京友禅・色紙にぼけの花」

※雑誌掲載のため仕立て上がり品

 

 

東京友禅の祖にして友禅師の巨匠であられた荒井照太郎氏が手掛けた一本。

 

 

 

 

ぱっと目を引くオレンジ色の地色も魅力的ですが、

何より色彩のバランスの良さと余白を大切にされる構図の素晴らしさに心奪われる逸品です。

 

 

 

 

 

「京友禅を雅やかとするのであれば、東京友禅は粋。」

 

 

京友禅と比べて色を抑え、また流麗な構図と研ぎ澄まされた色彩感覚が、

同じ友禅技法を使って染め上げたものであっても、

全く違う個性をもって表されている事が分かる仕上がりとなっています。

 

 

 

 

帯全体の様子をご覧いただくと、

 

鮮やかなオレンジ色に染め上げた地色の上に、

それに負けず劣らず鮮やかな赤色で表現されたぼけの花たち。

 

 

 

 

まずもって感じさせられるのは、その構図の上手さです。

 

 

本職の友禅師が描くものであるのだから、上手くて当たり前という訳でもなく、

この構図ひとつ、「絵を描く」ことの巧手ぐあいひとつによって、

帯の仕上がりは雲泥の差となります。

 

 

 

 

太鼓の中心には薄色で横段が染め上げられ、

そのなかに左手から上向きに勢いを感じるぼけの枝葉、

そして満開の花たちが染め上げてあります。

 

 

春の陽気を感じる勢いの強さと、右手の余白の使い方が絶妙です。

 

 

 

 

ぼけの花は朱赤を基調に、その濃淡や白色も交じっており、

奥行きを感じる仕上がりとなっています。

 

 

花びらと雄しべには白糸で刺繍が施されており、

それが立体感とぼけの花が持つ品格を感じる仕上がりとなっています。

 

 

また背景には色紙が染められ、霞の様な金彩がちりばめられています。

 

 

 

 

 

前腹の様子はこちら。

 

お太鼓と同じく、ぼけの花が勢いよく描かれています。

 

 

 

 

ここでも目を見張るのは、東京友禅の魅力である色彩の美しさ。

 

京友禅や加賀友禅の様な多彩な印象とはひと味違う、

落ち着きのある色遣いと繊細な柄表現にあります。

 

 

 

 

前腹に描かれたぼけの花たちもそれに相応しく、

着姿の正面を彩る一役をかってくれています。

 

 

 

 

より一層イメージを膨らましていただきたく、

トルソーに合わせてみました。

 

 

こちらの帯は、

以前雑誌掲載をするためにお仕立てがなされています。

 

なので、今までトルソーに着装してご紹介をしたものより、

帯巾が狭くなっているので、

それまでよりもイメージが伝わるかと思います。

 

 

 

 

染柄には圧倒的な品格が備わっており、

色無地と合わせていただくだけで非常に格調高い印象を着姿に与えてくれます。

 

 

 

 

美濃幸好みの帯〆選びは、

今回はこの格調高さに合わせたものを選んでみました。

 

 

 

まずは、亀甲組の一本から。

 

 

 

 

帯周りがぐっと締まり、また金糸が組み込まれた亀甲組は格調高く、

一気に大人な装いへと雰囲気を変えてくれます。

 

 

この帯〆とであれば色無地と合わせていただくと、

それだけでセミフォーマルな印象を与えてくれる着姿となります。

 

 

 

 

 

もうひとつ、こちらは帯色に合わせたものを選びました。

 

 

 

 

観世組の一本。

 

こちらも亀甲組のものと同じく格調高い組み上がりに一本で、

帯が持つ魅力を引き立ててくれます。

 

 

 

 

ただこうして同系色で合わせると落ち着いた雰囲気となり、

また古典柄の様な格式が前面に出ているお柄でもないので、

無地感覚の紬や飛び柄小紋に合わせていただき、

街着の一本としてもお楽しみいただけます。

 

 

 

 

格調高さを感じさせてくれる染め上がりですが、

帯〆選びひとつで格の上げ下げも容易に出来る懐の深さも巨匠がなせる技。

 

 

今年の春は一味違う季節の花をお楽しみになりたい皆さまに、

お届けする事が叶えば嬉しい事です。

 

 

 

 

《掲載商品のご購入はこちら》

※商品名と写真をクリックしていただくとオンラインショップに移行します。

 

 

九寸帯(名古屋帯)「荒井照太郎・東京友禅・色紙にぼけの花」※雑誌掲載のため仕立て上がり品

110,000円(税込)

※3月31日まで「春の帯専科~10%OFF+お仕立てサービス~」につき特別価格にてご提供中

 

 

 

 

 

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