和をたしなむ

2026.02.21更新 - 男のきもの

素敵なお母様と褒められたい 入卒式着物コーディネートVOL.7「新しいイケオジの扉が開く 小粋で品のあるお父様の入卒式着物コーディネート」

 

卒業式・入学式シーズンの到来です。

 

 

その大切なお子様の門出の時を、

自分らしく装う着物で迎えたいとお考えの方も、

きっと多くおられる事と思います。

 

 

きもの専門店として、そうした皆さまのお気持ちに寄り添い、

最大級の応援をするのは当たり前の事ですし、

その様なハレのひとときのお役に立てる事は、

この仕事をしている何よりの励みであり、喜びです。

 

 

 

今月のコラムでは、

そんな皆さまのお気持ちに叶う、

美濃幸好みの入卒式着物コーディネートをご紹介してまいります。

 

 

着物のコーディネイトに限らず、

どの様な着物を選んだらいいのか、帯〆や帯揚げといった小物の選び方、

お手持ちの着物や帯を活かすコーディネイトなど、

コラムをご覧の皆さまのお役に立てる様な情報を発信していきます。

 

 

どうぞ楽しみにご覧くださいませ。

 

 

VOL.1では「美濃幸好みの附下コーディネイト」として、

美濃幸好みの附下と合わせた袋帯をご紹介するなかから、

入卒式というシチュエーションに向く色や柄の解説をいたしました。

 

詳しくはこちら

素敵なお母様と褒められたい 入卒式着物コーディネート VOL.1

 

 

VOL.2では「春色の帯〆選び」と題して、

入卒式に向く帯〆の選び方を解説いたしました。

 

詳しくはこちら

素敵なお母様と褒められたい 入卒式着物コーディネートVOL.2

 

 

VOL.3では「デイリーバッグとしても使い込める利休バッグと草履」として、

買い替え時でもある草履バッグのおすすめ品をご紹介いたしました。

 

詳しくはこちら

素敵なお母様と褒められたい 入卒式着物コーディネートVOL.3

 

VOL.4では「本当に名古屋帯でも良いの?! 時代に合った入卒式名古屋帯コーディネート」と、

今の時代に合った帯選びを解説いたしました。

 

詳しくはこちら

素敵なお母様と褒められたい 入卒式着物コーディネートVOL.4

 

 

VOL.5は番外編。 44年前、私の小学校入学式の時の写真から、

今回の企画への想いや、私自身の和装に対する考え方などを書き記してみました。

 

詳しくはこちら

素敵なお母様と褒められたい 入卒式着物コーディネートVOL.5

 

 

VOL.6では、「最近の入卒式に向く、飛び柄小紋のススメ」として、

最近の入卒式であれば品格をもった着姿をお楽しみいただける、

飛び柄小紋でのコーディネイトを解説いたしました。

 

詳しくはこちら

素敵なお母様と褒められたい 入卒式着物コーディネートVOL.6

 

 

 

 

AI全盛の現代ですが、

私がこうして書き記しておりますコラムの内容はすべて、

自身の実体験や自分の目で見て、聞いてきた事のみをお伝えしております。

 

 

今回の特集である「素敵なお母様と褒められたい入卒式着物コーディネート」も、

私がここ10年間の間に経験をしてきた我が家の入卒式に出席して、

感じた事のみをお伝えしており、

テキストや教本にはない、生の声をお届けしたいと思っております。

 

 

 

そんなわが家は、皆さまもご存知の通りきもの屋なので、

今までの入卒式は100%、夫婦共に和装で出席してきました。

 

 

きもの屋だから着物を着るというのは決して常識ではありませんが、

職業からというよりも着物が好きだから着物を着ているだけであって、

変な肩に力が入り、義務感のような気持ちは一寸もありません。

 

 

今までの投稿でも書いてきましたが、

最近の入卒式にあって、母親であっても10%程度の和装率なのに、

父親に至っては当然の如く私のみ!!

 

 

男性のお客様からは「子どもの入卒式に着物で~」というご相談は、

過去何名様もお受けしてきましたが、

過去6回ほど、公立私立問わずに入卒式に出席してきましたが、

着物を愛するお父様との出逢いは今だ叶わずという状況です。

 

 

 

大体の場合、

初対面の入学式では多くの父兄の皆さまから好奇の目で見られつつも、

絶対に目を合わせてもらえず(涙)、

 

そして卒業式の時にはすでに生業がバレている状態なので、

よもやスーツなどで行こうものなら「何で着物じゃないの?!」と言われる始末(笑)。

 

 

いつか、ともに子どもの門出の時を和装で迎えてくれる、

お父様が見つかればと願うばかりです。

 

 

という事で、

 

「新しいイケオジの扉が開く 小粋で品のあるお父様の入卒式着物コーディネート」

 

と題し、

 

『イケオジ』を目指すお父様方にも、趣向を凝らしたスーツではなく、

「着物で入卒式を迎える」という新たな扉を開いてもらいたいと願い、

入卒式にスマートな着姿で迎えれるコーディネートを解説いたします!!

 

 

 

 

 

私が経験上からおすすめしたコーディネートは、

上の写真の様な「無地紬コーディネート」です。

 

 

 

 

男性のセミフォーマルな場に向く素材といえば、

御召が代表的ですが、

実際に入卒式に御召の着物と羽織を着ていくと、

素材感にもよりますが、結構浮いて見える体験をしてきました。

 

 

スーツで言うところの、シルクスーツを着ているような感覚。

 

何だか頑張っちゃっている感が出過ぎてしまう印象です。

 

 

反面、マットな質感を持つ無地紬であれば、

素材感からはそうした悪目立ちをする事はなく、

またスーツの様な感覚の色合わせをしていただけるので、

和装に慣れていない方にとってもハードルは低く、

でも和装でしか味わえない小粋で品のある装いをお楽しみいただけます。

 

 

 

 

色目は色々と考えましたが、

今回は「イケオジ」を目指すという事なので、

それらしく、長着と羽織の色目は明るめのものを選びました。

 

 

 

 

薄色のブラウン系の色目は小粋な雰囲気を演出してくれます。

 

反面、これをもう少し抑えたいのであれば、

茶系ですとダークブラウン、他は濃紺色などもお勧めしたい色目になります。

 

 

 

 

長着と羽織の色で少し遊んでみたので、

角帯と羽織紐はシックなダークブラウン系の色目で統一させてみました。

 

 

 

 

 

 

色数をあまり多く求めると統一感が失せますし、

赤系の様なビビッドな色目を選ぶと遊び心が出過ぎてしまします。

 

 

ネクタイの色目を抑える事と同じように、

帯色と羽織紐の色目を整える事で着姿全体の印象が破綻せず、

とても上品な雰囲気にまとまります。

 

 

またこうする事で、

横に立たれる奥様の和装の雰囲気も引き立て、

夫婦そろっての和装の醍醐味を存分に味わっていただけますので、

親の立場として安心してご出席いただけます。

 

 

 

 

 

美濃幸好みの入卒式父親着物コーディネート、いかがでしょうか。

 

 

礼装=濃紺スーツという時代は終わり、

いずれの場面であっても自分らしい装いを気兼ねなく楽しめる時代となりました。

 

 

 

「着物には興味関心はあるけど、その一歩が踏み出せない。」

 

という男性はきっと多いはず。

 

 

その気持ちを子どもの成長を見届けるひとときに、

また大切な家族の節目を迎える衣裳として、

実現してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

ご夫婦様が揃って、

 

「着物で良かった。」

 

と思っていただける一着になれば、何よりも嬉しいです。

 

 

 

《掲載商品のご購入はこちら》

※商品名をクリックしていただくとオンラインショップに移行します。

 

紬「縹紬・男性向け広巾・無地・煤色」

110,000円(税込・反物価格)

 

紬「広巾(男性向け羽織用)・米沢織・無地・薄茶色」

110,000円(税込・反物価格)

 

角帯「米沢織・近賢織物・変わり菱紋」

33,000円(税込・反物価格)

 

羽織紐「男性向け・龍工房・冠組無地」

24,000円(税込)

 

 

 

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