素敵なお母様と褒められたい 入卒式着物コーディネートVOL.10「さよならスーツ 着物で入卒式に出席してみませんか?」
卒業式・入学式シーズンの到来です。
その大切なお子様の門出の時を、
自分らしく装う着物で迎えたいとお考えの方も、
きっと多くおられる事と思います。
きもの専門店として、そうした皆さまのお気持ちに寄り添い、
最大級の応援をするのは当たり前の事ですし、
その様なハレのひとときのお役に立てる事は、
この仕事をしている何よりの励みであり、喜びです。
今月のコラムでは、
そんな皆さまのお気持ちに叶う、
美濃幸好みの入卒式着物コーディネートをご紹介してまいります。
着物のコーディネイトに限らず、
どの様な着物を選んだらいいのか、帯〆や帯揚げといった小物の選び方、
お手持ちの着物や帯を活かすコーディネイトなど、
コラムをご覧の皆さまのお役に立てる様な情報を発信していきます。
どうぞ楽しみにご覧くださいませ。
VOL.1では「美濃幸好みの附下コーディネイト」として、
美濃幸好みの附下と合わせた袋帯をご紹介するなかから、
入卒式というシチュエーションに向く色や柄の解説をいたしました。
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→素敵なお母様と褒められたい 入卒式着物コーディネート VOL.1
VOL.2では「春色の帯〆選び」と題して、
入卒式に向く帯〆の選び方を解説いたしました。
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→素敵なお母様と褒められたい 入卒式着物コーディネートVOL.2
VOL.3では「デイリーバッグとしても使い込める利休バッグと草履」として、
買い替え時でもある草履バッグのおすすめ品をご紹介いたしました。
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→素敵なお母様と褒められたい 入卒式着物コーディネートVOL.3
VOL.4では「本当に名古屋帯でも良いの?! 時代に合った入卒式名古屋帯コーディネート」と、
今の時代に合った帯選びを解説いたしました。
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→素敵なお母様と褒められたい 入卒式着物コーディネートVOL.4
VOL.5は番外編。 44年前、私の小学校入学式の時の写真から、
今回の企画への想いや、私自身の和装に対する考え方などを書き記してみました。
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→素敵なお母様と褒められたい 入卒式着物コーディネートVOL.5
VOL.6では、「最近の入卒式に向く、飛び柄小紋のススメ」として、
最近の入卒式であれば品格をもった着姿をお楽しみいただける、
飛び柄小紋でのコーディネイトを解説いたしました。
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→素敵なお母様と褒められたい 入卒式着物コーディネートVOL.6
VOL.7では、男性の皆さま、イケオジを目指すお父様にもスポットを当てた、
「新しいイケオジの扉が開く 小粋で品のあるお父様の入卒式着物コーディネート」
をご提案させていただきました。
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→素敵なお母様と褒められたい 入卒式着物コーディネートVOL.7
VOL.8では、お手持ちの着物を少しでも活かしてほしく、
「最新の名古屋帯を手に入れて、昔の着物の魅力と着手の魅力を最大限に引き立てる。」
という事で、名古屋帯や小物を増やして、
最近のトレンド感を感じるコーディネイトの作り方を解説いたしました。
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→素敵なお母様と褒められたい 入卒式着物コーディネートVOL.8
VOL.9では、
「古典の良さを知り尽くした染屋が創り上げる和洋折衷の美意識」
と題して、
洋風な雰囲気を持った着物や帯を、
入卒式という場面であっても品格をもってお召しいただける様な解説をいたしました。
詳しくはこちら
→素敵なお母様と褒められたい 入卒式着物コーディネートVOL.9
今月1ヶ月間にわたってご紹介と解説をしてきました、
この「素敵なお母様と褒められたい 入卒式着物コーディネート」も、
今回が最終日、最終回となります。
いつもは商品の解説に軸足を置いた内容ですが、
今回はそれもしつつ、もう一歩踏み込んで「なぜそうなるのか?」という事について、
私が知るうること、日々感じていること、実店舗で実際にお客様にお話ししていることを、
意識しながら書き記してみました。
期中は、このホームページコラムに限らず、各SNSからも反響をいただきました。
時節柄もありますが、
きっと皆さまにとって関心度が高い事柄だったのだろうと感じております。
本回も含めた全10回のなかでは、定番&王道のコーディネート紹介から、
小紋や名古屋帯を使った今までの常識では無かったご提案まで、
着物の事をよくご存知の方だけでなく、その入口で二の足を踏まれている皆さまの事も思い、
出来るだけ分かりやすく、また入りやすい様にと解説をしてきました。
その内容をご覧いただくなかで、
もしかしたら「それってどうなの?!」という事もあったかも知れません。
豪華な訪問着に袖を通すことは、
席に華を添え、出席者全員への祝う気持ちが込められていますし、
袋帯を結ぶことは、
二重太鼓の様に目出度いことが何度も重なり合う気持ちが込められています。
私が解説をしました、附下だけでなく小紋のコーディネート提案や、
袋帯を使わず名古屋帯をおすすめする事は、
そうした昔から日本文化が大切にしてきた思いやりを削ぐことに繋がるかもしれません。
ただ、今回に限らずいつも私がご縁あったお客様にお伝えしているすべては、
私自身が学び、自分の目で確かめ、自身で経験してきた事だけをお伝えしています。
教本や書籍から学んだこともたくさんありますが、
それを実地で検証し、私なりに解釈をしたことを責任もってお伝えしており、
入卒式着物コーディネートに関しては、
この10年間の間にわが子の入卒式に限らず幾度も式典に足を運ぶなかで感じたことを、
きもの専門店として解釈をしてご提案をしております。
地域差や場所柄、どこまで和装の伝統を重んじるのかなど重々承知をしておりますが、
少しでも皆さまのご参考になれば何よりも嬉しい事です。
そして今回の特集の中で一番伝えたかったことは、
ご本人様はもちろんの事、主役のお子様にとっても、見守られてきたご家族様にとっても、
「着物で良かった。」
と思っていただける事です。
そして着物にはその力があることは間違いなく、
着物への入り口から一歩を踏み出してもらえば、
その先にはかけがえのない素敵なひとときが一生の思い出としてすべての人の心に刻まれます。
これは洋装では味わえない感覚。
その楽しさ、素晴らしさを、一人でも多くの方に知っていただきたいと、
切に願っております。
お目汚しではございますが、
最後に我が家の入卒式着物コーディネートをご紹介して締めくくりとします!

息子の小学校入学式。
妻は若草色の附下に、黒地の袋帯を結んでいました。
私は色無地と御召羽織の組み合わせです。

娘の小学校入学式。
妻は、ミントグリーンの色無地に鶴柄の九寸名古屋帯との組み合わせ。
私はグレーの御召に、一つ紋入りの御召羽織のコーディネートです。

息子の小学校卒業式。
妻は、波紋の総柄訪問着に、洛風林さんの袋帯を結んで出席。
私は濃紺色の無地紬のアンサンブルに、無地袴を付けました。

最後、息子の中学校入学式。
妻は、娘の入学式と同じ色無地に、洛風林さんの袋帯のコーディネート。
私は息子の小学校入学式と同じ、色無地と御召羽織を着ての出席でした。
最後までご覧くださり、誠にありがとうございました!
ご興味をもって下さった皆さま、
着物が大好きな皆さまのお一人おひとりが、
「今度の入卒式は着物で出席しよう!」
と、
そのかけがえのないお気持ちを大切にして、
素晴らしいご家族様の門出の時をお迎えくださいませ。
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